2021/06/17(木)車で寝られるように検討してみた
コンパネやベニヤ板を使えば、強制的に平面を確保することは可能です。でも今回はそれはしないことにしました。重量的に負荷をかけたくないからです。役に立ったのは、高反発ウレタンの折り畳みマットでした。(幅 60cm、長さ 180cm の6つ折り)
[クッションなどを使いシートを平坦に]
クッションや荷物用の毛布などを使い、ある程度平たん化したシートに高反発マットを敷けば、ほぼフラットなベッドができます。あとは低反発マットや寝袋などを併用して、快適な寝床を確保します。
まず考えたのは、車から一歩も出ずに仮眠用のベッドが設営できることです。いつも晴れとは限らないし、簡単な作業で寝床が確保できることが最善と考えました。カーゴスペースの網棚は後ろに移動して、荷物置き場や机としても使えます。
寝床に必要なものは、天井部分に収めることにしました。緊急避難的に使うこともあるから、常時積んでおくのが基本です。重量も容量も最低限にするのが理想です。ほかの荷物を積むときでも、カーゴスペースが有効に使えるよう考慮しました。
[袋状のゴムネットを下に張って二重構造に]
6つ折りのマットは3つ折りにして天井部分に収納しました。底に百均の金網2枚を敷いて支えています。その下に袋状のゴムネットを張って二重構造にしました。毛布や衣料品はこの袋の中に入れたり上の隙間に突っ込みます。軽いものなら垂れ下がることはないでしょう。
イレクターパイプで作った天井収納は、組み合わせ方でいろんな積み方に対応できるよう、細かい芸がしてあります。後部ラゲッジの網棚も使わないときは天井部分に収納できます。外したら持って行き場がないでは不便だからね。
今回のリニューアルに使った資金は、安全ブレーキの補助金です。65 歳以上の高齢者には7万円が支給されます。ジョインはオプションじゃなくて標準装備だから、追加の出費はありません。全額を設備の予算に回すことにしました(というか、もう回っちゃってる)。