2017/09/24(日)太陽光発電でセキュリティー対策
道路に面して2台分のスペースがあります。その後ろに車1台が通れる通路があり、奥にもう2台とめられます。通路の入り口にはアコーデオンフェンスがあるから、奥の駐車場にとめればいいのですが、出入が1台ずつなのと、フェンスをいちいち開け閉めするのが面倒で、いつも表側にとめています。奥の駐車場を使うのは、来客や家族が帰省してきたときくらいです。
ちょっと前までは、お隣のセンサーライトが車に反応して点灯し、夜帰ってきたときは重宝してました。いまはライトの取付け位置が変わってしまい、街路灯だけが頼りです。お隣が場所を変えたのは猫対策のためですかね。これからは自前でやらないと…
センサーライトの電源をどうするかです。屋外に AC 電源はあるから延長コードでつなぐだけですが、ソーラー式という選択肢もあります。灯具の価格は似たり寄ったりです。どうせなら電気代が掛からないほうが経済的ですが、いろいろ調べてみると安価なソーラー式はあまりよろしくないみたいです。ソーラーパネルが力不足なんでしょうね。
それなら発電量の大きなソーラーパネルにチャージコントローラーと充電池を追加して、駐車場のセンサーライト以外にも使えないかと考えました。ベランダや庭に照明がなく不便な思いをしてたから、これですべてまかなえれば一気に解決です。ソーラーパネルとバッテリーを増設すれば災害時や非常時の電源にもなりそうです。
ところが実際にやるとなると、かなりの出費を覚悟しないといけないみたいです。元々そんなに電気を食う装置をつなぐわけではないので、電気代の元をとろうとすると4万年の世界です(ちょっと大げさ)。ソーラーパネルは何十年か持つでしょうが、バッテリーは数年でダメになります。車のスターター用バッテリーだと、使い方によっては1年持たない可能性があります。ひょっとすると電気代より高くつくかもしれませんね。
そこそこの規模のシステムで、余った分を電力会社に売電するつもりでないと元をとるのは難しそうです。経済的な恩恵よりも、クリーンでエコなエネルギーを自前で調達している満足感ですかね。災害時の電源にしようと思うとそれなりの設備になるから、採算ベースにのせるのはまず無理でしょう。
災害時の電力を考えるなら車を EV に替えればいい? 安くなってきたとはいえ、それもちょっとねぇ。売電できるだけの設備投資をするか、それとも EV 車を買うか… いずれの選択肢もいまの我が家には無縁のようで。