2017/10/07(土)監視カメラでセキュリティー強化

 道路側の駐車場に設置したセンサーライトは、調整に少し手間取りましたが実働しています。LED で 20W は明るいですね。照射角度が広いため、かなり下向きにしてあるのに道路のほうまで照らします。こんなのが夜中にしょっちゅう点灯したら、ご近所も通行人もさぞかし迷惑なのでは?

 そんな思いから、駐車場のかなり奥までいかないと点灯しないように調整しました。本当は敷地内に入ったところで点くようにしたいのですが、赤外線式の動体感知は気温などの条件によって感度が変わります。しばらくこのままで様子をみることにします。夏と冬でどの程度違うか検証してみないと。

 センサーライトのほかにもうひとつの防犯対策として、監視カメラの設置を考えています。脅しだけならダミーカメラでいいかもしれませんが、見破られたら効果はゼロです。ちゃんと録画機能のついたシステムで、あとから検証できるタイプを考えています。ダミーを使うなら本物との併用が効果的です。設置場所が道路から離れた所であれば、遠目には本物と区別がつかないかもしれません。

 本物の監視カメラは価格も性能もピンキリです。目的をはっきりさせておかないと、出費ばかりかさんで効果が期待できない可能性があります。防犯が目的であれば、まずカメラが目立つことが優先されます。24 時間監視していることを示すステッカーなども必要でしょう。いくら高画質の記録が残っていたとしても、役に立つのはドロボウに入られた後の話です。まず侵入を防ぐことが第一です。

 異常を感知するとEメールで知らせてくれるカメラもあります。しかし現場からうんと離れた場所でEメールをもらった場合は、異常を知ったところで対処のしようがありません。現場の状態をスマホなどで確認できれば 110 番に通報する手もありますが、状況によっては対応してもらえないケースもあるようです。

 それと往々にしてEメールでの通知は、その大半が空振りです。画面に動きがあるとそれを異常と判断するわけですが、木が風でそよいだり、落葉が地面で舞ったりしても感知します。人や動物の熱を感知する赤外線式がほとんどないのも原因のひとつです。単純な動体検知だけに頼る通報はオオカミ少年と一緒で、そのうち無視されるようになります。これでは意味がないですね。

 監視カメラといえば、昔はアナログ式のビデオカメラでした。画像を同軸ケーブルで送ります。画質的には 30~50 万画素で、「何かが写っている」程度のものでした。いまでは高画質のものや、IP カメラのような LAN ケーブルや無線 LAN を利用したものが登場しています。いろんな方式のものが混在しているので、よく調べてから購入しないとハマリます。

 複数台の監視(防犯)カメラを使うシステムは、設置工事や煩雑な設定を伴うため、専門業者が専売的に扱うケースが多いようです。金額もバカになりません。小規模なものでも十数万円、本格的なものだと数十万~数百万円します。個人が自宅に設置するのは、よほどの御大尽ですね。ウチみたいな庶民にとっては、ドロボーに盗られるものよりも高くつきます。出入口に「盗むものなんか何にもないよ」と大書してそれで通れば安く済むんだけどね。

 専門業者に頼らずに自前で設置するとして、どういうシステムがいいのでしょうか? ネット通販のサイトには、カメラが4台もついて1万数千円で買えるものから、数十万円のものまで多種多様です。価格が違うということは、それなりの理由があるはずです。方式や性能が違うとか、昔の価値観でただボッタクってるだけとか、いろいろありそうです。納得いくまで調べてからでないとね。
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