2024/12/22(日)なかなか減らない塩分の摂取量

 高血圧でひっかかって医者から処方された降圧剤を飲んでいます。同時に塩分の摂取量も気にして減らすようにしています。そのせいか、このところ「正常値」が続いています。

 塩分の摂取量が増えると血液内のナトリウムイオン濃度が上がり、それを下げるために水分が補給されて血流量が増え血圧が高くなる、というのが定説です。

 では塩分の摂取量をどんどん下げれば血圧も下がるかというと、それは別問題だとか。高血圧の原因が塩分だけとは限らないからでしょう。塩分を控えても血圧が下がらない人のほうが多いみたいです。

 調理台にも食卓にも食塩が置いてるけど、使った記憶はないですね。基本的に塩は使わず素材の味で食べるようにしています。使うとしたら赤飯のごま塩か、小皿の醤油に餃子やシュウマイをちょっとつける程度です。塩も醤油も減らないこと。

 にも係わらず塩分の摂取量はなかなか減りません。原因は出来合いの食品が多いからです。レンジで温めるだけの調理済み食品や、お湯を注ぐだけのインスタント食品は、一食だけで1日分の塩分摂取量を超えてしまうものもあります。

 対策としては、一食分を2回に分ける、うどんやラーメンの汁は飲まずに残す、かまぼこなどの練り物を避ける、等々です。それでも1日 6g 以下に抑えるのは至難の業です。

 何億年か前にご先祖が海から陸に上がって以来、動物にとって塩分はなくてはならない要素のひとつです。血圧が少々高いからといって目の敵にするのは考えものです。要は摂取量に見合った運動をすればよろしいのでは?

 ところが、この「運動」というのが食事制限以上に辛いんだわね。近所のスーパーや薬局は車を使わず歩いて行くようにしてますが、毎日買い物に行くわけじゃないし……

 今月から降圧剤の量を自主的に 1/4 ほど減らしています。経過はいまのところ順調です。1/2 に減らすのが当面の目標ですが、減塩と運動の課題をクリアしないと難しいかもね。
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