2009/10/01(木)個人で写真集を作る
それなら、自分個人で別の業者に制作を依頼しようという人もいます。写真データがあれば、好みの体裁で写真集を作ることができます。
肖像権は当事者にありますが、一般的に著作権は撮影した側のものです。CDデータを販売している場合は、購入した時点で著作権を譲渡されたと見なすのが常識的な解釈です。
写真集の注文が取れないというのは、業者にとって大打撃です。CDデータの販売価格は、どうしても高めの設定になります。それでも写真集をよそへ頼んだほうが得かどうかは、差額次第でしょう。仕上りの体裁によって、金額は大きく変わります。
自分で画像処理して完全原稿が作れれば、個人で依頼できる制作業者は数多くあります。費用も安く上がります。
データ丸投げだと、依頼できる業者の数は一気に少なくなります。こういう制作会社は、業者相手のところがほとんどで、個人を相手にしているところは稀です。
個人を相手にネットで写真集の注文を受けている制作会社でも、ブライダル写真集だけは業者からしか受付けていないことがあります。仕事の大半が結婚式場や写真屋からの依頼だから、業者保護のために制限しているのだと推察します。
業者にとっては、原価と売価の差が大きい、利益率のいい商品ということでしょうね。
本サイトのリンク集のなかで、個人からブライダルアルバムの注文を受けているサイトを紹介しておきました。激安とまではいかないものの、式場で頼むよりは格安で手に入ります。
こういうサイトは、業者相手でなく、個人を対象にしている企業が運営しているようです。