2010/09/17(金)相次ぐDP店の閉店

 最近、事務所の近くにあったDPショップが相次いで閉店しました。どちらも同じ全国チェーンのお店です。このチェーン店は、フランチャイズが大半です。閉めたお店も多分そうだと思います。

 全国ネットの写真店は、扱っているメニューが一律で、専門店みたいな個性がない印象があって、どちらの店にも入ったことすらありませんでした。
 なくなってどうということはないのですが、利用していた客にとってはさぞかし不便でしょうね。

 自宅の近所にあった、同じ系列のチェーン店も閉店しました。ドラッグストアの駐車場に建っていたから、おそらくそこの地主さんが、フランチャイズで経営していたんだと思います。
 それで生計を立てていたわけではないでしょうが、営業を継続していく意味がなくなったのかもしれませんね。

 DP店の閉店には、自動現像機の液管理が大きく関係しています。処理量が少なくなると、安定した液管理ができなくなるからです。手動補充で追いつかない場合は、母液ごと交換することになります。
 利用客が減って、経営が苦しくなったところへ、液管理のコストアップが追い討ちをかけます。もうやっていられない・・ということになるわけです。

 プリンターは、デジカメやケータイからのプリントがありますが、ネガ現機はフィルム現像がなければ、母液が回転しません。ネガ現機の維持ができなくなった時点で、廃業を決める店もあるでしょうね。
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