2008/02/27(水)米国の挙式ランク
アメリカでは、何でもABCランクがあって、最もシンプルな結婚式なら数十ドル程度の「お布施」(仏教じゃない!)で済むところがあるようです。日本の場合は、神様に誓っていなくても結婚は成立しますから、「私たちは0円よ!」というカップルも大勢います。役所に婚姻届を出すだけですから・・・
最近では、日本でも「二人だけの結婚式」なんてキャッチコピーで、簡単な挙式を行なう式場が登場しています。さすがに数千円というわけにはいきませんが、ホテルなどと比べれば激安です。日本では、本物の牧師さんでなくても誰もとがめませんから、お互いに気楽でいいですね。どこかの英会話教室で、あのときの「牧師さん」にバッタリ出会ったりして・・・
アメリカでは、写真スタジオでもABCランクがあります。「当店はCランク」なんて看板を堂々と掲げている写真館もあります。要するに「うちは低料金ですよ」ということを謳っているわけです。お客さんは「Cランク」の看板を見て、安心して店に入ることができます。
日本人の多くは、ブランドや最新モデルを優先しますが、アメリカの一般大衆は価格を重視します。「1に価格、2に価格、3、4がなくて・・」なんて揶揄するひともいます。でも、価格以上に実用性を重視していることを見落としてはいけません。性能がよくて安いことが選定の条件です。
日本のメーカーで、国内では二流扱いでも米国ではトップシェアという製品は数多くあります。調べてみると、性能の割に低価格であることがわかります。
「Cランク」の看板を堂々と掲げている写真館は、きっと安くて上手なお店なんでしょうね。