2008/06/16(月)メタリック調の印画紙
以前、FUJIFILMから出ていたメタリックペーパーは、白の部分がシルバーだったので、人物に使うと違和感がありました。どこかのエアコンのテレビCMに出てくる、ステンレス顔のお母さんみたいです。
これらは、印画紙自体がメタリック仕上げになっているので、デジタルで色をつけて同じような表現にすることはできません。メタリック調の紙を用意すれば、近い表現になるかもしれませんが、インクが顔料系だと、インクの載った部分の光沢感がなくなってしまいます。
染料系のインクがうまく紙に染み込むかどうか、テストしてみないとわかりません。表面加工した紙は、難しいかもしれませんね。
エンデュラ・メタリックペーパーは、ディスプレイ用に開発された印画紙ですが、ブライダル写真集に利用している業者もあるようです。
でも、写真集全部をメタリック調にするのはどうですかね。他社との差別化にはなるでしょうが・・・
どこか1箇所か2箇所、見開きでメタリック調にするのが、効果的な使い方だと思います。
プロ用ペーパーなので、市中の写真屋さんが使っていることは、まずないと思います。写真集の制作会社でも、業者向けのところに限られるので、一般のアマチュアが利用するのは難しいかもしれませんね。
興味のあるかたは、一度覗いてみてください。
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