2008/06/29(日)写真屋の買い渋り
地域で指折りの写真屋さんにとっては、楽しみのひとつでした。
知り合いの写真屋さんも招待客の常連で、年に2回ほど旅行に行ってました。大抵は奥さんです。メーカーの招待旅行は、奥様旅行会みたいなもんですね。営業担当のひとは、「我々は男芸者だ」なんてことをいってました。
観光地に行くと、地元の写真屋さんがスナップ写真を撮り、旅館のロビーで写真を並べて販売している光景をよく見かけます。感材メーカーの招待旅行でも同じです。
写真業界の人達だから、たくさん買うかと思えばさにあらず。自分も本業だけあって、よほど気に入った写真でもなければ、なかなか買いません。同業者は渋いですね。
わざわざ買わなくても、同行の担当者が撮った写真が、後でタダで貰えますから当然かもしれませんが・・・
感材メーカーの招待旅行で、地元の写真屋さんが撮った写真がほとんど売れ残ったのでは、バツが悪いですね。売れ残った膨大な写真を見て、幹事は溜息をつくことになります。
幹事役の課長が部下に「よさそうな写真だけ会社で買い上げて・・」と言いかけてから、思い直して「いいから全部買って!」と指示していたそうです。管轄エリアが違っても、○○はケチだった!と言われたくなかったんでしょうね。
きっとこの課長、出世したと思います。