メッセージ

2025年09月20日の記事

2025/09/20(土)ゴミ排出困難者を支援する制度

 ご高齢でゴミ出しに苦労しているご近所のために、個人でごみステーションの新設をしようか迷っているときに、耳寄りな情報を取得しました。自治体の排出困難者支援制度です。

 知ったきっかけは、斜め向かいの家でご子息が年老いた母親を車に乗せているところに出くわしたことです。いまゴミ出しをどうしているか尋ねたところ……

 市の制度を利用して、高齢の排出困難者を支援するために個別収集してもらっているそうです。道路端ではなく、階段を上った玄関前まで取りに来てくれるんだとか。(それはいいわ)

 早速ネットで調べてみました。65歳以上の独居老人で介護認定を受けているか各種障碍者手帳を交付されているかどちらかであれば制度の対象になるそうです。認定にはケアマネの立会が必要とされているから、誰でも無条件というわけではないみたいですが……

 これで気にしていたご近所のうち1軒はゴミステーションを新設しても利用しないことがわかりました。残るは北隣のお宅だけです。ご自宅にお伺いして奥さんに現状を尋ねました。

 ゴミ出しはお嬢さんが車で来て回収していると言ってました。ご主人は病気療養中だそうです。ご夫婦とも90歳を超えていて、どちらも介護認定を受けているそうです。市の利用案内では、一人暮らし以外でも同居人全員が条件を満たしていれば対象になる場合がある、となっています。

 認定されれば、わざわざウチの前までゴミを運ばなくても自宅の玄関前に出せば済みます。奥さんは「これはいいわ」と言ってました。市の制度案内を印刷した書類を渡しておきました。

 早とちりして個人で新設を申請しなくてよかったですね。もしウチの前にゴミステーションがあったら、おそらくこの制度の利用は認められなかったでしょう。どうするかはお隣の結果待ちです。

 運よく支援制度が適用されれば、ウチの前にゴミステーションを新設する意味はほとんどなくなります。もし認定されなかったら、そのときは個人で新設を申請するつもりです。
OK キャンセル 確認 その他