2024/10/19(土)パッションフルーツを鉢上げした
鉢上げとは言うものの地植えからじゃなくてプランターからだから「鉢替え」です。夏果を収穫した株を温室に入れるための作業です。
平年は、別に育てた苗を鉢替えして温室で冬越しさせ、春に植え替えてました。毎年新しい株に更新するやり方です。病気や線虫による被害の心配が少ない代わりに、収穫を優先させるとグリーンカーテンの役目がおろそかになるのが難点でした。
今年は秋の開花が遅れたため、年内に収穫できそうな実が生っていません。方針変更で、大株を鉢上げして温室で冬越しさせることにしました。元のプランターよりも土の量が少ないので、蔓を 2~3m に切り詰めて植え替えます。
[株を鉢上げして穴のあいたプランター]
右側の株は根元近くで分岐してたので細いほうを切り離しました。根元から 30cm くらいは一本立ちにしたほうが栄養が分散せず育ちがよいそうです。
夏果の収穫用に植えた5株を鉢上げし、別に育てた5株と一緒に温室に入れる予定です。霜が降りる直前だから11月中旬から下旬ですかね。あまり早く温室に入れると、日中の高温が心配です。晴天の日は 40℃を超えます。
大株を越冬させて継続するのは最初のころ以来です。初めは室内で冬越しさせてましたが、場所をとって邪魔だと不評だったのでやめました。温室にしてからは大きめの苗に変更です。大株の状態で無事に冬を越せれば、来年は収穫量が期待できそうな気がします。
2024/10/14(月)シチューに最適「一球ニンニク」
復活を期待して旧ジャンボ系は食べずにすべて種球として除けましたが、最終的に小さい一球ものがいくつか残りました。植えようにも植える場所がもうありません。プランターでも育つけど、そこまでしなくてもそこそこの数を地植えしてあります。
大きなもので直径が 3.5cm、小さいものは 1.7cm です。2cm 程度のものは木子が発芽して育った1年生だと思います。大きなものは2年生ですかね。木子からだと分球するまで2~3年はかかります。
これより大きいのは種球として植えました。エレファントガーリックだともう1年は一球ものの状態で収穫するかもしれません。ジャンボ無臭にんにくなら分球した鱗茎になるはずです。品種が混ざっているので育ててみないとわからないのがもどかしいところです。
2cm 程度の1年ものはシチューの具材にちょうどいい大きさです。本物のニンニクだと量を気にしますが、ジャンボ系はリーキの仲間なのでアリシンの発生量が少なく、食べ過ぎの心配はなさそうです。
木子は発芽率が低くて思ったように数が採れないのが難点です。経験的に、撒いてから2年目のほうが発芽率が高いように感じます。子孫を残すための仕掛けだからですかね。
今回は品種を復活させるために2年がかりで木子を大事に育てました。毎年このくらい採れるといいけど、ばら撒いておく場所がそんなにないのが悩ましいところです。
2024/10/06(日)何種類か混じっているジャンボ系
一昨年から旧ジャンボ系ニンニクの復活に取り組んでいます。全滅に近い状態でしたが、わずかに採れた鱗茎や一球ものと木子から復活させました。
今年採れた中で明らかにエレファントガーリックとわかるのは、分球した鱗茎1個と大きな一球もの数個だけでした。あとはもう1年育ててみないと、エレファント系かジャンボ無臭系か判別できない中途半端なサイズです。
復活させたいのは、ホワイト六片種の 2L サイズより大きめの「ジャンボ無臭にんにく」です。鱗片数はおおむね6片で、見た目はホワイト六片と変わりません。アリシンの発生量が少ないので、量を気にせず料理に使えます。
旧品種の鱗片は 5g 程度の小さいものまで食べずに残しました。品種が混在しているので育ててみないと判別できないからです。木子が発芽して小さな一球ものになった後で、再び植えて育てたものもあります。
[小さな鱗片でも形が違うものが混在している]
いちばん右の先が尖った鱗片2個は、外皮をむくと中からもう1枚固い皮が出てきます。こういうのは「つるつる植え」にしないと発芽が遅いかもしれません。一方、いちばん左のコロンとした2個は、薄い皮にヒビが入っていて、そのまま植えてもすぐに発芽しそうです。
ジャンボ系ニンニクを栽培し始めたころは、何種類かあったように思います。大きさの違いのほかに、鱗片数が6片前後のものと、8片以上のものがありました。最初に買った種球が鱗茎ではなく鱗片の状態だったので、品種が混在していたかもね。
最初のころは鱗片数の多いものから先に食べちゃって、種球としては残ってませんが、木子から育てた中に混じっている可能性があります。木子は子孫を残すためのもの・・・なるほどです。