2009/04/24(金)デジタル一眼レフは少数派
では、成長著しいデジタル一眼レフは、どうでしょうか?
聞いたところ、ほとんどいない・・とのことでした。持っていないのか、持って来なかったのか、詳しいことはわかりませんが・・・
花嫁一人とか、母親と一緒とかいう場合は、デジタル一眼レフでなくてコンパクトカメラというのは当然だと思います。でも、カップルで来たときに、ほとんどの新郎が一眼レフを持ってこない・・というのは意外でした。
結婚する前の若い世代は、デジタル一眼レフを持っていないのかもしれません。子供が生まれて、それからなんでしょうね。結婚式は、自分が撮るわけではないし・・・
世の中、写真が趣味というひとは、そんなに多くはありません。とくに若い世代では、写真を撮ることそのものが趣味というのは、珍しい人種に属します。
カーレースが好きで望遠ズームつきの一眼レフを持っている・・というひとはいるでしょうが・・・
それでも、極たまにデジタル一眼レフを持ってくる新郎がいるそうです。そういうひとは、撮影にリキが入っているとか・・・
外付けのストロボを天井にバウンスしているひとがいたそうです。カメラもレンズも そこそこのクラスです。
店のマネージャーは写真好きなので、思わず「写真のお仕事ですか?」と尋ねたそうです。「そんなところです」との返事。やっぱりね。
天井バウンスなんていうテクニックは、普通の素人はまずしません。首が振れるストロボを持っていること自体が珍しいケースです。
結婚式の写真を上手に撮りたいと、本サイトの記事を読んだというなら、話は別ですが・・・
2009/04/23(木)携帯カメラの世代
どういうカメラが多いか聞いたところ、ほとんどの客がコンパクトタイプのデジカメで撮影しているそうです。持ってくるのを忘れた!という客には、「それならケータイで・・」と勧めるそうですが、「ケータイならいいわ」と断るひともいるとか・・・
ケータイではきちんとした写真が撮れないと思っているのか、画素数の低いカメラしか搭載されていないのか、理由はわかりません。手元に何も画像が残らないよりは、ケータイの画像でもあったほうがマシだと思いますが・・・
ケータイでバシャパシャ撮るひともいるそうです。日頃からケータイで写真を撮る習慣がある人達だと思います。
結婚適齢期は年々晩婚化が進んで、初婚の平均年齢は20代後半だと言います。確か27歳くらいですか。20代前半から30代半ばの世代が対象です。
ケータイで写真を撮るのが当たり前の世代と、写真は撮影専用のカメラで・・という世代が混在しています。どこが境目なのか興味深いですね。
ケータイは、3年経てば機種が入れ替わるといわれています。若い世代は、もっと早いでしょう。
低価格機のカメラ機能が向上して、プリントできるレベルになったのは、まだ最近の話です。カメラ機能を意識せずに機種変更したら、200万画素のカメラがついていた・・というのがいまの段階です。
デジカメとケータイの「二刀流」というカップルもいるそうです。ケータイの画像は、親姉妹に送るために撮っているのかもしれません。
2009/04/22(水)携帯カメラで撮る
現時点では、この予測は当たっていないようです。一眼レフは別格として、コンパクトタイプのデジカメは、いまでも売れています。
ケータイ内蔵のカメラは、高画素化が進んでいます。まだ一部の機種だけですが、画素数だけ見れば少し前のデジカメと変わりません。それでもデジカメに衰退傾向がみられないのは何故でしょうか?
ケータイ内蔵のカメラは、使用目的が違うのかもしれません。メモカメラみたいな使われ方が主流のようです。
200万画素もあれば、L判のプリントにできますが、わざわざプリントにするよりも、メールに添付して飛ばすのが、ケータイならではの使い方です。
ウェディングドレスの試着で、ケータイで撮った画像を家族に送って、「どちらがいい?」と意見を求める花嫁が、よくいると聞きました。その場にいなくても画像で情報を共有できるのが、ケータイカメラの特徴です。
小さなモニターで見るだけなら、大きな画素数は必要ありません。通信代が高くつくだけです。
あらたまった席で写真を撮るときに、ケータイを使うのは抵抗感があります。きちんとした写真は、やはりきちんとしたカメラで撮るのがマナーという「常識」が、定着しているように感じます。
銀塩写真時代の名残でしょうか?
メーカーとしても、ケータイとデジカメの両方が売れればラッキーです。ワンセグが普及しても、お茶の間からテレビがなくならないのと同じですね。
フォーマルな席では、撮影専用のカメラが主流の時代が、しばらく続きそうです。