2011/01/10(月)どうなる自動車産業
ずいぶん昔の話ですが、あるカメラメーカーのセミナーに誘われて、経営コンサルタントの講演を聞きに行ったことがあります。参加者は代理店の管理職や営業マンが大半でした。
講師の話の内容は、時代とともに世の中は大きく変わる・・といったことだったと記憶しています。
冒頭、車が電気で走るようになったら、自動車産業を支えている下請企業は仕事を失う話をしていました。「日本ラジエーターという会社があるが、一体どうなる?」という問いかけです。当時は「ラヂヱーター」というのが正式な表記でしたかね。
次の時代を見据えた対策をしているから心配ない、とか言ってましたが、多分そこの経営コンサルタントをしてたんでしょう。
カメラ業界とはあまり関係なさそうな話だったと記憶しています。少なくとも、写真のデジタル化で大半のカメラメーカーが撤退や吸収合併を余儀なくされる・・という予測ではなかったと思います。
近未来の産業界を的確に予測できるコンサルタントは稀です。
最後の締め括りは、「根性で乗り切るしかない!」という檄でした。参加者の大半が代理店の営業マンだったから、渇を入れたかったんでしょう。
主催したメーカーはその後、別の企業に吸収合併されました。根性だけでは乗り切れなかったみたいです。
2011/01/09(日)家電業界は冬の時代?
売るタマがなかったことも影響していると思いますが・・・
今年は、家電量販業界がマイナス成長に転じるのでは?と囁かれています。エコポイントで需要を先食いしてしまったのと、少子高齢化による人口減少がその理由です。
地デジ対応もだいぶ進んだようだし、残されたのは売上にならない我が家など一部だけです。
それをカバーしようと、電気自動車を扱う家電量販店も現われました。電気製品といえば確かにそうでしょうが、白モノにしてもちょっと大きすぎるのでは?
電気自動車(EV)は、生産メーカーだけでなく、販売ルートも大きく変えようとしています。
郊外型の大型店舗は、ほぼ出し尽くしたみたいで、国内ではあと何店舗かで限界だそうです。足のない年寄り世帯の「買い物難民」が社会問題になっているご時世です。各地域に小型店を出店して、地域密着型の商売に転換する動きが出てきました。
街の電器屋さんもカメラ屋さんも、すでに自然淘汰されて、生き残ったのは一部の店だけです。そこへ量販店の支店が乗り込んできます。
量販店の傘下に入った電器屋はともかく、孤軍奮闘している店は、再び試練にさらされることになりそうです。
2011/01/08(土)年寄り世帯の地デジ対策
こうなったら、早く我が家の地デジ対策をしないといけません。昨年 11 月の家電エコポイント騒動じゃないけど、土壇場になるとまた何が起こるか心配です。
まずは地デジチューナーです。数千円の出費だから、値下げを待つほどのこともなさそうです。組み直したパソコンは、事務所に持っていったから、我が家でパソコンを使って地デジを見ることは当面ないですね。
ところで、事務所のアンテナ端子に地デジ電波はきているのかしら? 事務所でテレビは見ないけど、一応大家さんに聞いてみないと・・・
チューナーの次はアンテナです。できれば屋根には上りたくないですね。壁掛かベランダ用で映れば、それに越したことはありませんが、電波塔の方向には鉄筋2階建ての隣家がデンと構えています。
やってみてダメなら、屋根に立てるしかありません。我が家は平屋だから、かなり高いポールを立てないとダメかも?
もし使えなかったら、ベランダ用は伯母さんちに譲るつもりだったのに、計画が大きく変わってしまいました。誰かに譲るとなると、早めにテストしておかないとまた遅れをとります。
近所を見渡すと、アンテナがアナログ電波塔の方向を向いた家が、まだ何軒かあります。お向かいもそうでした。UHF アンテナが旧式でなければ、向きを 90 度変えるだけですが・・・
ご近所にはお年寄り世帯が多いから、7月下旬になると地デジ難民が続出するかもしれません。どこかでは役に立つでしょう。
悠長なことを言っているうちに、ことテレビに関しては年寄りのほうが積極的に対応していて、おいてけぼりはウチ1軒だけだったりして・・・
伯母さん独りで手配してアンテナを立てたくらいだからね。