2017/03/15(水)花粉症に効いた自家製ナタマメ茶

 このところ杉の花粉が飛び交っているのか、鼻はグズグズ、目はシカシカでもう大変です。そういえば花粉症対策でナタマメ茶を作ったのを思い出しました。一番の効能は蓄膿症やアレルギー性鼻炎だそうです。花粉症にも効くと思い、去年、自宅で栽培したのを粉末に加工してあります。

 ティーバッグに詰めたのをポットに入れて、お茶代わりに飲んでみました。一袋で2杯分はとれます。飲んでしばらくすると、鼻がグズグズいうのが納まりました。どうやら効果があったようです。体質にも因るそうですが、私の場合は効いたみたいです。

 その代わり、一時間ごとにトイレです。ナタマメ茶のもう一つの効能は利尿効果だそうです。飲んだ後で立て続けに3回も行きました。世間一般に言われている効果は、やはり本当なんですね。(2日続けて結果は同じ)

 人身御供の人体実験で、正月に試飲したときには花粉が飛んでなかったので、実際に効くかどうかはわかりませんでした。それでも、ほんのり甘味があって飲みづらくないのと、命に別条がないことだけは確認済みです。先日、伯母さんのところにも届けておきました。

 ナタマメで赤い花やピンクの花が咲くものは微毒があると言われています。そんな情報もあって白い花で豆も白い白ナタマメの種を買ったのですが、赤ナタマメに毒があるというのは間違いだという説もあります。毒性の強いタカナタマメやタチナタマメと混同したため、赤いナタマメには毒性があると間違った情報が広まったとか…

 科学的根拠がイマイチ不確かですが、いずれにしても漢方薬にも使われる豆類には多少の毒が含まれるのかもしれません。薬と毒は紙一重です。少量をお茶にして飲む程度で、大量に摂取しなければ大丈夫でしょう。目の痒みには効きませんが、鼻のグズグズやくしゃみが抑えられるのはありがたい効果です。

 この調子だと、今年もナタマメを育てないといけない雰囲気です。問題は、生育が旺盛で 2m 以上は優に伸びるため、植えられる場所が限られることです。マメ科の植物は連作を嫌うから、去年植えたところは使えないし、ほかの場所も以前にエダマメを植えたり四角豆を植えたりでダメなところばかりです。キュウリの後にでも植えますか。


 写真は昨年 10 月上旬のナタマメです。通常のツルものに使うネットではなくてイボダケなどの支柱に絡めます。どこまでも伸びていくので 2m くらいのところで摘心するのですが、そこからさらに繁茂します。収穫するには冬までかかるから、南寄りに植えると北側はほとんど日陰になってしまうのが悩みの種です。

【補足】掲載写真の緑色があまりにケバかったので入れ替えました。それでもまだデジタルそうろうの作り絵っぽい不自然な写真ですが、前よりはマシだからよしとしましょう。
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