2018/11/28(水)伯母さんちのセキュリティー強化

 骨折で入院していた叔母さんが、今週ようやく退院してきました。転んで腰を傷めたのはお盆頃の話です。検査したら骨折とわかり、手術してからかれこれ3ヵ月ほど経ちます。術後の経過というか、要するにリハビリですね。年寄りは歩けるようになるまでに時間が掛かります。

 歩けるようになったといっても手摺りがないと危ない状態です。玄関の鍵は何とか開けられるそうですが、駐車場の門扉を開閉するのは無理のようです。玄関脇の勝手口から庭に出て、高さ 2m 以上ある四つ折れフェンスを開けないといけません。足が不自由になった 90 歳近いお婆さんには無理でしょう。

 そこで駐車場のフェンスは鍵を掛けないことにしました。問題なのは、庭にある物置小屋と建物の間を通って、簡単に裏庭や台所の勝手口に行けることです。住んでる人は便利ですが、ドロボーさんにも好都合です。通路にはいちおう竹製の扉があるものの、鍵のない簡単なものです。まずここを補強しないといけません。

 その庭には大きな柿の木があって、生った実を身内やご近所に配るのが楽しみでした。今年は留守の間にカラスにやられてしまい全滅です。地面に落ちた実や葉っぱは、きれいに片付けられていました。介護関係の工事をしている間に、庭師が入ったみたいです。叔母さんは「ずいぶん古い木だし切ってしまおうか」と悩んでいました。私が幼少のころに実が生っていた記憶があるから、70~80 年は経ってると思います。

 これからは介護の人や給食の宅配など、人の出入りが多くなります。叔母さんは「運動を兼ねてその都度玄関まで鍵を開けに行く」なんて言ってますが、待たされるほうの身にもならないとね。雨の日もあれば風の日もあります。自分が毎日元気で動ける保証もないし…

 駐車場のフェンスを施錠しなければ、庭には自由に出入りできます。通用口のアルミドアの鍵をキーボックスに入れておけば、暗証番号を知っている人だけ家の中に入れます。人の出入りがあればドアセンサーで通知できます(ピンポーン!)。

 あとはドロボーさんが庭まで来たときにどうやってガードするかです。とりあえずセンサーライトですね。夜間だけ人感センサーで点灯させます。駐車場のフェンスを開け庭に入った途端に点灯するよう調整するのがミソです。通行人が道路を通るたびに点くのは、間が抜けてていただけません。侵入されない限り滅多と点かない(一生点かないかもしれない)のが理想です。

 センサーライトをものともせず通用口をこじ開けられたらどうするか?… タイマーで夜間だけ警報器が作動するようにするつもりです。年寄りに、夜になったらスイッチを入れて朝になったらスイッチを切る… なんて言っても確実に実行される可能性はほぼゼロです。昔からの習慣は身についていても最近の話は上の空。自動的にオンオフされるのが絶対条件です。

 あとは防犯カメラです。主要な箇所に設置しておけば、侵入される前に予防できる可能性が大です。ちょうど1セット予備のカメラと NVR があります。これを付けることにしましょう。お世話になった伯母さんです。入院中は電話だけでお見舞いもしてなかったから、退院祝いで無料奉仕ですね。
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