2023/11/03(金)温室のビニールカバー更新を検討

 市販の大型ビニール温室は、耐久性に問題があります。フレームは細い金属パイプなので、人が入れるくらい大きなものは強度的に脆弱です。購入したのは、四方にロープを張ってペグで固定するなど、使い勝手が悪いものでした。

 そんなことから、現物を採寸して木材でフレームを組み、その上からビニールカバーをかけて使ってきました。初めはよかったのですが・・・

 夏場にビニールカバーを外して使っていても2~3年で劣化してダメになります。不精して真夏にカバーをしたままだと、1~2年でアウトです。

 ベランダで似たようなビニールシートを使っていますが、そちらは数年経っても劣化せずに持ち堪えています。なんでこういう材質にしないんでしょうね。カバーの買い替えで採算を取ってるとしか思えません。

 この前の冬は、プチプチのビニールシートを内側に張ってしのぎました。ただしこのプチプチも1年経つと劣化してボロボロです。仕方なくビニールカバーを買い直そうとしたら、大幅に値段が上がってました。しかも納期が1カ月ほど先です。

 そこでポリカーボネートの中空パネルで覆い、経年変化で劣化しない温室に改造することにしました。ビニールカバーよりもコスト高になりますが、2~3年で買い直す必要はなくなります。

 温室は温度管理が大変です。晴天の日昼は温度が上がり過ぎるし、夜間はヒーターを入れないと凍えてしまいます。昼間は通気口を開けて給排気しないと室温が 40℃を超える場合があります。夜間は通気口を閉めないといけません。

 冬場の温度が 5℃以上あれば霜が降りる心配はなくなります。そのための温室なので、外気を遮断してサーモスタットでヒーターを ON/OFF すれば事足ります。

 ペラペラのビニールカバー1枚よりポリカプラダンのほうが保温性に優れているのは間違いないでしょう。たまたま手元にあったスモークのプラダンも使うことにしました。陽が当たる東と南面に使えば、温度の上がり過ぎを軽減できそうです。

 あとは出入口をどうするかです。ビニールカバーはファスナーの開け閉めだったので簡便でした。ポリカプラダンを張り付けた扉を作るとなると大仕事です。それと通気口をどうするか考えないといけません。排気口は扉と反対側の上方だから開けるとしたら下側ですね。

 11月だというのにここ数日 25℃以上の夏日が続いています。季節外れの陽気に惑わされて作業開始が遅れないようにしないと。
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