2016/02/08(月)わが家の二重窓化大作戦

 昨年暮れから家中の窓を二重にする工事を続けています。題して「二重窓化大作戦」。大作戦というほどではないかもしれないけど、大小合わせて10ヵ所以上あるから、やはり「大作戦」だわ。

 いわゆる普通の窓は、市販品の簡易内窓キットなるものを使いました。ブラフレームを切って中空パネルに嵌め込む式です。レールもセットになっています。

 実際にやってみると、高さが 120cm ほどある窓は、かなりたわみます。説明書にも 100cm 以上の場合はアルミ製の補強フレームを併用するよう書いてありました。アルミねぇ・・・

 熱伝導率の高いアルミを使いたくないのでプラスチック素材にしたのに、これじゃあ意味ないですね。仕方がないので、結露防止用のテープを干渉しない部分に貼りました。何もしないよりマシです。

 昨年夏に、玄関脇の嵌め殺しの窓を開閉式にしたくて建具屋に頼んだのですが、あまり気乗りがしなかったのか、ガラス屋に振られてしまいました。ガラス屋といえば当然アルミサッシです。

 見積のうち1万円ほど高いほうは内側が樹脂だそうです。迷わずそちらにしてもらいました。もちろんガラスはペアガラスです。冬になって、ガラスもフレームも結露しないのには感心しましたが・・・

 一番外側の枠だけは前のままだったので、厚さ 3mm ほどのアルミ板が、室内に約 3cm はみ出した形です。なんとそこだけ結露してびっしょりです。いかにアルミが熱伝導率が高いか、身に染みて実感できました。

 背丈より高い掃き出し窓は、アルミの補強フレームが必須です。アルミは嫌だなぁ。
 それとブラフレームだけでも結構なお値段なのに、すべて補強を入れて結露防止テープを貼るとなると、予算オーバーもいいとこです。

 意を決して、木枠を自作することにしました。これが茨の道の始まりです。(トホホ)

2016/02/06(土)絵画の鑑定は個人持ち?

 実家に残された父親の遺品の中に、かなりの量の絵画があります。画が好きだったんでしょうねぇ。階段スペースから部屋の中まで、絵画だらけの状態です。

 三回忌も済んだことだし、そろそろ遺品の整理をしようと、知り合いに紹介されたアトリエのオーナーに、査定を依頼しました。そこを通じて、東京の画商に打診しておいた査定が出た、と連絡がありました。

 著名な画家の作品が2点あったのですが、写真判定ではどうやら本物のようだ、との評価です。片方の版画は安いので論外ですが、もうひとつの油絵は鑑定に出したほうがいいと言います。

 鑑定には、鑑定料3万円と登録料・鑑定書代3万円の計6万円掛かるそうです。もし偽物との判定でも鑑定料の3万円は戻ってこないとか・・・

 この業界では、鑑定料は所有者が負担するのが習慣のようです。高く売れるのなら、業者の負担で鑑定にかけてもいいように思いますがねぇ。

 兄弟に相談したら、とりあえずの査定額があまりに低かったので、その業者を通じて鑑定には出さないことになりました。いま鑑定に出さないと、真作と鑑定されないわけではないからです。

 画商もボランティアではなくてビジネスだから、安く仕入れて高く売りたいのが心情です。それにしても安い査定だったなぁ。この業界は金銭感覚が政治家並みなのかも?

 こちとらは絵画については素人には違いないけど、ちょっと軽く見られたようですね。残念でした。
OK キャンセル 確認 その他