2010/06/15(火)台所は主婦の城

 台所のパソコンをリニューアルして、どういう展開になるか気を揉んでいましたが、どうやら家内は気に入ったみたいです。
 自分で板を用意して棚を増やし、いままで電気釜の下敷きだったオーディオ型の PC を下段に移動させていました。電気釜の下敷きでは熱が心配…との言い分です。(その程度の知識はあるか・・)

 自分で移動させたのはいいとして、配線がよくわからないのでケーブルが何本か遊んでいると言います。見たら、キーボードと LAN ケーブルが抜けていました。
 キーボードの端子が潰れかけています。無理やりこじったんでしょうね。認識されずじまいの HDMI ケーブルは、後々のために回収しておきました。

 CPU が Athlon Ⅱ X2 640e とはいえ、我が家と事務所のパソコンの中では最新最速です。これで文句を言われるようなら、即奪回のつもりでしたが、とりあえず治まってひと安心です。
 OS が Windows XP というのも問題なかったみたいです。前が Windows 2000 だったから、張り込んで Windows 7 にするよりは抵抗感が少ないだろうと踏みました。(正解です)

 キーボードと椅子の高さが合わないのに、ネットやメールはすべて台所でやっています。(ゲームも!)
 やはり台所は主婦の城ですね。私だったら長時間の使用は耐えられないでしょう。

 取り外した旧品のマザーボードと CPU は、廃盤にするつもりでした。いまさら Celeron 1.2GHz と、XGA しか表示できないチップのマザボを使って組んでみたところで、使い道がなさそうです。
 と言いつつ、ケースがひとつ空になっています。また自作の虫が・・・

2010/06/14(月)銀塩での撮影をウリに

 ネット広告で相談のあった写真スタジオは、いまだにフィルムでの撮影をメインにしています。デジタル全盛時代というのに、珍しいですね。
 ホームページを見たら、七五三など大切な写真はフィルムで撮影している…という謳い文句が出ていました。銀塩素材を使った撮影がウリになるなんて、時代も変わったものです。

 売上の柱は子供の写真です。七五三や入学記念、百日参りなどの撮影が多いのは、子供写真館と同じです。子供向けの衣裳がズラリと並んでいました。
 子供の写真ならデジタルのほうが楽で向いているのに、どうしてフィルムでの撮影に拘るかというと、それにはワケがあります。

 この店は、写真スタジオのほかにDP店も経営しています。場所も屋号もまったく違います。DP店は、スーパーマーケットのテナントです。俗に言うインショップですね。
 スーパーの中に店を張っていても、フィルム現像は減少の一途です。現像機の液管理が難しい時代になりました。写真スタジオで撮影したフィルムの現像があることで、何とか維持しているのが実状です。
 フィルムでの撮影をやめられない事情があるわけです。

 現像が自前なら、コストはそれほど高くありません。フィルム代は要るとしても、薬品の原価はしれています。デジタル化して、フィルム現像機が維持できなくなることを思えば、多少のコスト高は仕方ないでしょう。

 同時プリントしたL判の写真が、セレクト用となります。モニター画面を使ってその場で注文を取る方式が主流になる中で、かえって新鮮味があっていいんだとか…
 セレクト用に使ったL判の写真が売れるそうです。自家プリントなら原価は安いから、これが売り物になればデジタルよりも儲かるかもしれません。

 直営のDP店は離れた場所にあるので、証明写真はデジタル式で、その場でプリントアウトしています。プリンターは昇華型です。
 どうしても銀塩でないと…というポリシーではないみたいですね。

2010/06/13(日)写真スタジオのSEO

 例の写真スタジオから、このところ頻繁にメールが来ていました。ホームページを作った業者から、「相談したいことがある」と連絡が入ったそうで、月々の管理料アップが狙いでは?との推測です。
 手抜きのホームページを作っておいて、値上げどころの騒ぎじゃありません。まずは、きちんと直してもらわないと・・・

 同じ文言を使い回していた description と keywords の修整データは、写真スタジオに渡してあります。業者は、各ファイルに行ごとコピペするだけです。
 交渉の際には、プリントアウトした紙の資料を使って説明するよう伝えておきました。案の定、「この元データはどこに?」と、業者は低姿勢だったそうです。紙とデータでは、直す手間が違います。

 検索ロボットが参照する sitemap.xml の priority の値が、すべて 0.5 になっていました。各ページの重要度を 1.0 ~ 0.1 の数値で振り分ける項目です。
 このままでは、トップページもプライバシー・ポリシーのページも、同じ重みということになります。これでは SEO に不利です。修整版を作って、お店に渡しておきました。業者は、このデータも欲しいと、終始低姿勢だったとか・・・

 リンクボタンと無関係のページに飛ばされる、リンクミスを見つけておいたのですが、この指摘は業者にとっては手痛い強烈パンチでした。平身低頭で謝っていたそうです。
 結局、業者の口から管理料値上げの話は出ませんでした。(切り出せるはずがない)

 相手はド素人だと思っていたのが、急に詳しくなって、制作業者はビックリしたでしょうね。お金を取る以上は、クライアントが納得のいく仕事をしてもらわないと・・・
 こちらは無料奉仕です。相談を受けた写真スタジオの SEO に、少しはお役に立てただけで満足ですが・・・
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