2012/07/07(土)機能別のデジカメ
「写ルンです」に ISO 1600 の Night & Day があるように、室内撮影重視のコンデジがあってもいいと思います。昼間の写真は鳴かず飛ばずでも、室内や夜の撮影にはめっぽう強い・・そんな普及機があったら売れるのでは?
超望遠に強いコンデジがあってもいいと思います。俗に言うネオ一眼には高倍率ズームがありますが、コンデジサイズで超望遠が楽しめれば、それなりの需要がありそうです。
そんなバカげたことを考えていたら、実際にそういうコンデジがありました。FUJI の E770EX です。光学 20 倍ズームで、望遠側はなんと 500mm です。さらにデジタルズームで、「超解像」モードの2倍と 3.4 倍が選べます。コンデジで 1000mm 超は、半端じゃないですね。恐れ入りました。
光学 20 倍ズームで望遠側が 500mm ということは、ワイド側は 25mm です。これまた欲張りましたね。調べた範囲では、ワイド側はオマケみたいです。それなら納得。少し安心(?)しました。
2万円前後の売価で、高感度でも超ワイドから超望遠まで実用レベルの性能だったら、今回の機種選定はここで終わりです。世の中、そう甘くはなさそうです。
超望遠に強いカメラがあるなら、超ワイド専用のがあるかと思ったら、そちらはほとんど見当たりませんでした。せいぜい 24mm スタートのズーム搭載です。それならいまあるパナと同じです。(充電器が行方不明ですが・・)
1機種だけカシオから 21mm 相当の短焦点レンズを搭載したコンデジが出ていました。一見マニアックなスペックで、実勢売価も高めです。
カメラ好きが手を出すにしては、デザインが洗練されているだけのような気がします。肝心なのは格好じゃないんだよね。この手のカメラは、レンズと写りがすべてです。
いくら 1/2.3 インチセンサーとはいえ、開放の F2.8 固定というのはいただけません。6万円前後もする価値が見出せないのが、頭痛のタネになる変り種カメラでした。