2017/06/26(月)ジャンボニンニクを収穫する

 昨年の秋に植えたジャンボニンニクを先週すべて収穫しました。11 株あったのを葉っぱの枯れ具合を見ながら順番に収穫していって残った5株です。種球を買ったのは確か農協のグリーンセンターだったと思います。綴じ紙には1球まるごと掌の上にのせた写真が載っていましたが、実際には鱗片にばらした状態で袋に入っていました。

 先に収穫した6株は茎が細くて弱々しい株でした。不思議なことに小さなたまねぎ状の球になっていて、鱗片に分かれていないのにはビックリしました。たまねぎと違うのは、皮をむいていくと一つの塊にたどりつくことです。いわゆるジャンボニンニクはリーキの仲間で、厳密にはニンニクとは別種だそうです。その関係ですかね。食感はホクホクしておいしかったです。

 最後に収穫した5株は茎が太くて、ニンニクと同様にいくつかの鱗片に分かれていました。大きめのニンニクといった感じです。根っこや鱗片の外側にむかごのようなものがいくつかついています。木子(きこ)というようですが、これを植えると一球丸ごとの状態になり、もう一度植えて育てると鱗片に分かれたジャンボニンニクになるんだとか…

 実際にそうなるか試してみないといけませんね。木子は密植してもよさそうだから、プランターで育ててみようかと考えています。一旦乾燥すると外側の皮をむかないと発芽しにくいそうです。ちょっと手間ですが、実際に一球丸ごとになるか興味津々です。それにしても今年獲れた一球ものは、ちゃんとした鱗片を植えたのになったのが不思議です。栄養が足りなかったのかも?

 ジャンボニンニクとは別にエレファントガーリックというのも植えました。こちらは種苗会社から送ってもらいました。そこのカタログを見ると、農協で買ったジャンボニンニクと似たような写真のものは「無臭ニンニク」となっています。「エレファント」よりも小さく普通の六片ニンニクより大きいのは「ジャンボ」じゃなくて無臭ニンニクなんですね。この辺の呼び方は販売ルートによってまちまちで、統一されてなくて紛らわしい感じがします。

 ネットでクグッてみると、無臭ニンニクとジャンボニンニクは同じというところもあれば、ジャンボニンニク(ジャンボリーキ)の別名はエレファントガーリックだという説もあります。ジャンボニンニク = エレファントガーリックだとすると、このブログの表題は「無臭ニンニクを収穫する」とするのが正しいのかもしれません。(あーややこし)

 いずれにしても「ジャンボ」も「エレファント」もニンニクとは別の種類で、リーキ(西洋ネギ・ポロネギ)の仲間だそうです。種苗会社のカタログでは、どちらも学名は Allium ampeloprasum L. となっています。ニンニクにいろんな品種があるように、ジャンボニンニクにもいくつか品種があるんでしょうね。
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