2020/08/02(日)ジャンボ系で黒にんにくを作る

 無臭ニンニクから黒にんにくができたのに気をよくして、エレファントガーリックでも試してみることにしました。市販品で「ジャンボ黒にんにく」と称しているのは、どうやらエレファントガーリックが多いようです。

ジャンボ系ニンニクで黒にんにくを作る
[底にエレファントを3球、上に無臭ニンニク3球、隙間にバラ]

 わが家ではエレファントガーリックとジャンボ無臭ニンニクを分けて育てています。買ってきた種球が違うからですが、どちらも鱗片の状態だったから、元の鱗茎(球)がどうだったのかは不明です。育ててみると、エレファントガーリックのほうが球が大きくなる傾向があります。

 一般的に、エレファントガーリックは鱗片の数が5~6片とされています。一方、無臭ニンニクは鱗片の数が 10 片程度といいますが、ウチの無臭ニンニクは6片前後です。エレファントよりもサイズが小さめの近縁種なのかもしれません。農協の売店で買ったときは「ジャンボ無臭ニンニク」の文庫が付いてました。(「文庫」は呉服屋の用語か…)

 今年収穫した中に、こぶし大で 10 片ほどに分かれた球が2つありました。鱗片が小さい物から食用にするので、写真を撮る前に胃袋に入っちゃいましたが、実はエレファントガーリックの畝で採れたものです。無臭ニンニクじゃないはずです。

 とはいっても植えつけ前は鱗片の状態で保管しているから、紛れる可能性はあります。最初に種球を買った時も鱗片だったし、どこでどう紛れたかは定かではありません。再現しようにもすでに食べてしまい、種球は手元に残ってません。木子は食べずに取ってあるのでそこから復活させるのは可能だと思いますが、どの木子がそれやら不明です。

 今年植えつけるときは、その点も留意したいと考えています。純粋なエレファント種と近隣種の無臭ニンニクは区別するとして、木子から育てた一球ものがどう育つかです。いちおう木子も二つに分けてありますが、紛れているかもしれません。育てながら分別していくしかなさそうです。

 来年収穫したら、品種が紛らわしいのから先に食べちゃうだわね。品種が違うと植えつけ間隔が違ってきます。同じ品種でもなるべく鱗片のサイズを揃えたほうが収穫するサイズも揃います。狭い家庭菜園だから効率よくしないとね。

 鱗片が 10 片ほどのものが再現できるかどうかは微妙です。そういう品種の種球が混じっていたのか、何らかの条件でそうなるのかも不明です。いま思えば、全部食べちゃわずに半分取っておけばよかったなぁ。
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