2022/10/28(金)大盤振舞いだったか?パケ放題+

 固定ネット回線の停止と mineo の「パケ放題+」開始の時期が、たまたま重なったことで、我が家のネット環境は今年からスマホのテザリングに替わりました。4G/LTE の電波が安定していれば最大 1.5Mbps でも十分実用できます。

 今は無き 3GB プラン(+SMS) にパケ放題+を足して月額 1,500 円ほどで運用しています。ほとんど使ってなかったスマホをテザリング用にし、ケータイ電話はガラケーから小型スマホに替えました。ソフトバンクから日本通信に MNP です。(スマホ2台持ち)

 日本通信の「合理的シンプル 290 プラン」は、携帯電話をほとんど使わない人にとっては神プランです。1GB 付きで月額 290 円。こちらからかけても通話料はキャリアの半額で済みます。

 mineo SIM はランチタイムに使わない「ゆずるね。」宣言で、夜間フリーの特典をゲット。OS やアプリのアップデートはパケットを消費しない夜間にし、昼間はパケ放題+で節約すれば 3GB でも十分しのげます。

 通信費の節約に大いに貢献しているパケ放題ですが、今月になって mineo から一部制限のメールが届きました。3GB 以下の低容量のシングルプランは、一度パケ放題+のオプションを外すと再度の申込みができなくなるそうです。

 低金額のプランにパケ放題+を付けて使い倒す人が増えたのが原因だとか。「まいそく」プランみたいにランチタイムの速度制限がないから、昼間でも最大 1.5Mbps で通信できます。

 MVNO にとって負担が大きいのは、ランチタイムの通信速度を確保するためにキャリアから借りる回線数が増えることです。月~金のランチタイムは 32Kbps で実質的に使えない「まいそく」プランは、いくら契約数が増えても大した負担にはなりません。むしろ上客さんです。

 オプションのパケ放題+が昼間規制できなかったのは、システム上の問題かもしれません。新規の受付を規制しても既存の契約者は排除できないから、今より悪くなるのは防げても、良くなるのは期待薄です。どこかで別の手を打たないと……

 価格競争で MVNO の経営は圧迫されています。MNP 手数料や解約金の撤廃などで契約先を簡単に替えられます。それと別会社の SIM を併用して、いいとこどりするのがあたりまえになりました。スマホのデュアル SIM 化も要因のひとつです。

 基本料金の安さでは魅力がなくなった mineo ですが、パケ放題やパケット貯金(バスケット)などの新しい施策でユーザーをつなぎとめようとしています。コミュニティーサイトでは「P」(povo 2.0 ?)や「N」(日本通信?)などとの併用を提案していました。(もろウチだわ)

 提案に乗って二階に上がったらハシゴを外された・・・なんてことだけは勘弁してほしいですね。
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