2009/12/11(金)パソコンの電源部
国内向けの機種にこだわる人は、こういうところまでチェックしているんでしょうね。実際には送電ロスを見越して、日本国内でも100V以上にしている電力会社が多いようですが・・・
電圧を一定にして、家電製品の効率化と省エネを図る装置があるそうです。長い目でみれば元が取れるかもしれません。
アメリカの民間基準で、80PLUSというのがあります。使用状況が10%~80%の状態で、効率が80%以上のものに認定マークを与える制度です。認定を受けているものは、それなりの信頼があるとみてよいでしょう。
あくまで民間基準なので、申請していない機種には付与されません。80PLUSの表示ないからといって、粗悪品と決めつけるのは間違いです。
MicrosoftのOS適合認定と同じですね。認定を受けていなくても、問題なく動作するソフトやパーツはいくらでもあります。
CPUをはじめパソコンのパーツは、消費電力が大きくなりました。ビデオカードを複数装着した場合は、かなり大きな電気容量が必要です。
とはいっても、ビデオカードやハードディスクが各1個の一般的な構成なら、MAXで300Wを超えることはなさそうです。無理して大容量の電源部にする必要はないと思います。500Wもあれば十分でしょう。
消費電力が大きくなったことで、各パーツの発熱量も高くなっています。冷却ファンの大型化が進みました。いま使っている古いパソコンは、8cm角のファンがほとんどですが、現在は12cm角が標準のようです。
静音マシンを作るのが難しい時代になりました。せめて、電源部のファンがうるさくて我慢できない・・という事態は避けたいですね。