2009/12/20(日)デジタル写真とパソコン
古いスペックのパソコンを生き返らせて、いまさらどうする?というご意見もあるでしょう。Pentium2の800MHz/500MHzと168pinのSDRAMでは、確かに時代遅れもいいとこです。
でも、このスペックで、いままで何冊もデジタル写真集の編集をしてきました。デジタル写真の普及期は、デジカメの画像データはまだ軽かったし、VOS/V機ではこの程度のものしかなかったし・・・
そろそろパソコンを新調しようと思ったのは、デジタル一眼レフの買い替えを考えたからです。どうみても、いまあるパソコンでは、快適な画像処理を望むのには無理があります。
最近のデジカメには動画機能がついています。個人的にはデジイチに動画機能は必要ないと思いますが、ついていれば使うかもしれません。3Dゲームはやらないとしても、動画を編集する可能性はあります。
高いお金を払ってノートパソコンを買ったのに 最新の3Dゲームができない!と嘆いている人がいます。ゲームマニアは、12cmどころか 20cmものケースファンをブンブン回して、グラフィックボードの熱を排気するくらいです。ノート内蔵のグラボに高度な3D機能を求めるのは、ないものねだりです。
モニターで見た画像とプリンターで出力した写真の色が違う!と不満を持つ人もいます。ノート型のモニターは、カラーマネージメントをするには不向きです。ほとんどの機種にRGB各色を調整する機能がありません。
モニターの特性をつかんで、頭の中で色変換するか、プリンター側のユーティリティーの設定で調整するかです。
パソコンの基礎知識なしでは、自分の求めるスペックは得られません。反面、CPUの速度や3Dのベンチマークに気をとられて、画像処理が目的だあることを忘れないように注意しないと・・・