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2018年01月07日の記事

2018/01/07(日)監視カメラ用に小型 PC を導入

 監視カメラを設置してから、来客や宅配便の予定があるときは、外の様子をモニターに映しています。二重窓のせいで家の中から外が見えないのと、防音効果で外の音もよく聞こえません。ずーっとモニター画面を見てるわけじゃないけど、車のブレーキ音がしたり、インターホンが鳴ったりしたときに、即座に表の様子が確認できるのは便利です。

 映像入力ができる機器でいま家の中にあるのは、21 型ブラウン管式テレビ、19 型液晶テレビ、23 型 PC モニターの3台です。ほかにプロジェクターもあるけど仕舞ってあるので番外です。ブラウン管式テレビは IP カメラや NVR を接続する端子がないから、テレビ放送専用です。最近はビデオも見ないしね。

 液晶テレビは台所の食卓のそばに置いてあり、もっぱら家内専用です。チャンネル権は家内が握っているので、必要な時に監視カメラに切り替えられないのが難点です。小型テレビは 1080P のフル HD じゃなくて 720P だしね。そんな事情で PC モニターで監視カメラの映像を見るように設置しました。

 モニターと NVR レコーダー2台は信号ケーブルでつながっています。さらに NVR と IP カメラはイーサネットケーブルでつながっています。カメラが8台だから LAN ケーブルも8本です。それに AC アダプターやなんやらで、モニターの周りはもう配線だらけです。これをよそに移すとなると大騒動です。

 監視カメラの映像を見るのは、同じ LAN 上のパソコンでも可能です。しかもすべてのカメラの映像を任意に見られる管理ソフトがあります。NVR は4チャンネル式だから一度に見られるのは4台までですが、パソコンの管理ソフトなら NVR 2台分の映像を同時に映すことができます。だったら、常用しているノート PC で見ればいいんじゃないの?

 ところが問題があります。1080P の映像を8台同時に表示させると CPU の稼働率が高すぎて、それ以外の作業ができない状態に陥ります。しかもノートは無線 LAN だから動作が不安定で、肝心な時に時間が止まって映像が動かないことがしばしばです。これじゃあ監視カメラにはなりませんね。日ごろ使っていないデスクトップ PC は CPU が旧式だし、TDP が高くて電気代ダダ漏れです。NVR を2台まとめるためだけに動かすのは非効率です。

 そこで考えたのが、省電力・省スペースの小型ベアボーンです。INTEL から NUC という小型 PC のシリーズが出ています。その中で、メモリーや OS がすべてプリインストールされている機種を購入しました。オンボードの CPU 以外は別売の機種もありますが、それより1万円ほど高いだけで、2GB メモリー、Windows10 Home 64bit が付いていて、すぐに動かせます。

 実際には 2GB のメモリーでは寂しいので 4GB を1枚追加しました。スロットは2つだから 2GB を引っこ抜いて 4GBx2 で 8GB にするのが理想ですが、ここは予算をケチってとりあえず1枚増設です。CPU の Celeron J3455 という名前がなんとなく低スペックを感じさせます。でも一丁前に4コア4スレッドで、前モデルの Celeron N3050 に比べてかなり速くなってるそうです。

 まだ通電してません。SSD とシステムバックアップ用の USB メモリーが届いてから、じっくりやる予定です。この小型 PC をどこでどう使うかは、まず動作テストをしてからですね。
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