2019/10/12(土)深圳から日本へ USPS って何?

 先月中旬に注文した監視カメラ用のレンズがまだ届きません。中国の販売元から送ってくるので1~2週間は覚悟してましたが、それにしても遅いですね。最大配達予定日が先月の 29 日だったから、もう半月ほど遅れています。

 注文してからすぐに「発送しました」と連絡がありました。翌日には深圳(シンセン)の国際交換局に到着し、そこから目的地に発送したことになっています。ところが、販売元のメールをよく見ると「お客様の商品は USPS でお届けいたします」とあります。深圳から日本に送るのに USPS っていったい何?

 普通は China Post から Japan Post に渡します。USPS はアメリカの郵便網です。USPS がウチに荷物を届けるなんて常識的にありえない話です。単なる記載ミスか、それとも本当にアメリカまで行ってしまったのか?

 最大配達予定日を3日以上過ぎた時点で、販売元に問い合わせてみました。すると「税関の検査が厳しくなりますので、少し延期があります。申し訳ございません。確認したら、税関を通しています」との返事がきました。

 代金を値引きするから数日待ってほしいとのことでしたが、それから 10 日経つのにまだ届きません。どうも税関のせいではなさそうです。品物が届かなければ値引云々の話どころじゃありませんね。やっぱりアメリカまで行ってしまったのかしら?

 調べた限りでは、迷子の荷物が行方不明になって最終的に届かないケースは稀だそうです。たとえ1カ月以上かかっても必ず届くといいます。某デパート内で紛失した商品はまず出てこないというけど、それよりはうんとマシみたいです。もう少し待つとしますか。

 一方、注文から1~2週間後に到着予定の品が翌日に届いたことがあります。"尼損"の注文履歴ではまだ未着のままになっていますが、ほかにも届いたのに未着のままになってる品があるから珍しいことではなさそうです。

 この商品はわからないことがあって、販売元に質問のメールを送りましたが、なしのつぶてです。わからないならわからないで返事くらいすればいいのに、売り切れで商品ページを閉鎖した品だからか、ほっかむりを決め込んでいるみたいです。(感じ悪ぅ!)

 海外から直送の商品は、なにか不都合があっても返品のしようがないのが普通です。修理もままなりません。補償を求めるような商品は頼まないことにしています。まだ未着の監視カメラ用のレンズは千円もしないから、遅れたくらいで目くじらを立てるようなことではないけど、最終的に届かないとなると手痛いですね。

2019/09/24(火)使い勝手が違う NVR の表示画面

 掌サイズの 8ch ミニ NVR は他の機種とソフトウェアのつくりが全く異なります。多言語対応ですが「日本語(Japanese)」が見当たらないので「English」にしています。画面表示は 1/4/8/9 です。4分割画面がⅠとⅡに分かれていて8台すべて見られるのは親切です。8分割画面は大きな画像と7個の小さな画像で構成される 7+1 画面です。9分割画面は 8ch だから最後の1マスが真っ黒で映像なしですが、これは仕方ないですね。

分割画面の凡例

 これが 16ch NVR だと9分割画面に9台分の映像が表示されます。これはなかなか便利な機能です。7+1 の8画面もいいけど、9台分の画像を一気に表示するのは 8ch NVR ではできない芸当で、16ch にしてよかったと思える機能です。

 海外サイトを見ていると 16ch 以上の機種で、8画面表示が 7+1 じゃなくて9分割を1マス殺しただけのものがありました。たぶん高画素カメラの場合は 8ch に減るからそれ用でしょう。7+1 もなければ8台しか表示できない9画面もどきでは、使い勝手が悪そうです。

 いまメインで使っている 16ch NVR は、1/4/8/9/16 画面表示です。4画面表示は先頭から4台までで、次の4台を表示する機能はありません。よく使うのは 7+1 の8画面と9画面です。全部表示したいときだけ 16 画面にします。

 これが 32ch だと、25 画面と 32 画面が加わります。その代わり9画面が省略されていました。現時点のカメラ台数だと、均等9画面表示がないのは不便です。音声の外部入出力端子があるのと HDD が2台搭載できる程度の違いで、この NVR に乗り換えるのはちょっと待った!です。

 いま使っている防犯カメラは全て 1080P(200 万画素)です。近頃は 300 万画素(3M)や 500 万画素(5M)のカメラもチラホラ見かけるようになりました。高画素のカメラは単焦点でもデジタルズームで拡大できるゆとりがあります。室内用の魚眼カメラによく使われる方法です。

 これらの高画素カメラを使うならフル HD よりも高精細のモニターでないと利点が生かせません。WQHD(2560x1440) とか WQHD+(3200x1800) より 4K(3840x2160) モニターのほうがコスパ的にもよさそうです。1080P(1920x1080) との整合性もあるしね。(4K モニターは 1080P が等倍で4画面表示できる)

 一応 32 インチの 4K モニターは持ってます。32ch NVR のほうは 4K 出力できるそうだから、つなぐとしたらこちらですね。HDMI とアナログ RGB が対応となっていますが、4K 出力できるのは HDMI だけのはずです。このあたりがちょっと怪しいというか、いいかげんなのが引っ掛かります。テストしようにも 4K カメラは持ってないし…

 32ch といっても 1080P での話です。4K だと 8ch になります。4K は 1080P の4倍だから計算上は帳尻が合います。ところが 5M は 25ch となっています。4M で 16ch なら話はわかりますが、5M で 25ch というのは解せません。おそらく 3M と共用でサイズを落としていると思われます。

32ch NVR の設定画面
 実機の設定画面では、4K は 8ch で諸元どおりですが、5M が 25ch ではなく 32ch となっていました。最大再生パスは2(4K は1)だから整合性がないわけではなさそうですが、なんとなく怪しい機械です。

2019/09/23(月)LAN 内の NVR を減らしてみた

 防犯カメラの IP アドレスを固定化して、安定した運用ができるようになったところで、LAN 内の NVR の台数を減らしてみました。メインの録画用 16ch NVR と台所で観るミニ NVR の2台あれば事足ります。

 減らしたのは変則 PoE の 4ch NVR です。カメラ4台とセットで購入したのですが、PoE の仕様が 15V だったため一蓮托生で使うしかありませんでした。48V PoE スイッチからイーサネットケーブルで電力を送り、カメラの手前で PoE インジェクター(スプリッター)を介して 12V に変換する手もあるにはあります。ただし 4+1ch PoE スイッチ1台のほかに PoE インジェクターが4個も必要です。

 今回利用したのは、PoE の電圧が 15V のスイッチングハブです。ずいぶん前に購入しましたが、4ch NVR と電力使用量がほとんど変わらなかったので実用しませんでした。電源が別売だったことも理由のひとつです。発売元に「電源 90W」というタイトル表示は誤解を招くと指摘したら、すぐに「注意 : 90W AP 電源は別売」と追加訂正してきたのは立派です。本体が千数百円の激安品だからホントは文句を言っちゃいけないけどね。(たぶん電源のほうが高い?)
8ch PoE スイッチングハブ
 英語と中国語の説明書を見ると、電源は DC 5-60V となっています。DC 48V にすれば普通の PoE スイッチになるってこと? 今回つなぐカメラは 15V の変則 PoE だから、電圧可変の AC アダプターを DC 15V に設定して使いましたが、謎の多い PoE スイッチです。ちなみに 1000Mbps には非対応です。

 4ch NVR を減らしたことで、メインの 16ch NVR から「LAN 内に複数の NVR があり、この構成を停止するかどうか」という警告が出なくなりました。ミニ NVR は干渉していないみたいです。同じくミニ NVR は警告も出ず、従来通り何事もなかったように正常に動いています。(これでしばらく平和な日々が…)

 外した 15V PoE の 4ch NVR は、当面は出番がなさそうです。LAN 上のカメラはどれでも4台まで選んで表示できるはずなのに、思ったように指定できず動きがちょっと不安定になっていました。単独で使えば復帰するかもしれませんが、使いみちがないので一旦お蔵入りです。(ご苦労さんだったね)
OK キャンセル 確認 その他