2018/06/13(水)自動車保険の等級を引き継ぐ

 自動車の任意保険にはノンフリート等級というのがあります。初めて車に乗る人は、普通は6等級からのスタートになります。一年間、無事故で保険を使わなければ1等級ずつ上がっていきます。逆に事故で保険を使うと等級が下がります。1じゃなくて6から始まるのはこのためです。

 こつこつ等級を上げていったのに、契約満了の翌日から7日以内に更新しないと前の等級は消滅してしまいます。そうなると振出しに戻って、次回の契約は6等級になります。しばらく車に乗る予定がない場合は、中断手続き(中断証明書の申請)をしておくと、10 年間は前の等級を引き継ぐことができます。(保険会社によっては5年間)

 家内が体調を崩したため、今月車検切れになる車は売却しました。解約すれば残りの保険金は返ってきますが、そのまま放置しておくと 13 ヵ月後に中断手続きができる期限が切れて、前の等級を引き継ぐことができなくなります。車を売却(または廃車)したらすぐに中断手続をしたほうがいいでしょう。

 もし、もう車に乗らない、同居の親族で新規に車に乗る予定の人がいない、2台目を買う予定もない場合は、等級の低い人の契約とすげ替えることも可能です。例えば、私よりも家内のほうが等級が上なので、家内の等級を引き継げば保険料が安くなります。但し、私の等級は消滅してしまいます。

 迷いますね。そういうときは一旦中断にしておいて、次に車を買い替えるときに家内の等級を利用したほうがいいかもしれません。私のは中断にするか、解約して放棄してしまうか、その時に考えればいいでしょう。ひょっとして2台目に軽トラを買うかもしれないしね。いずれにせよ、中断した等級で契約できるのは、同居の親族であることと、新たに購入した車両であることの2点です。

 中断手続きにはとくに料金は不要です。車に乗らないのだから保険料も発生しません。必要な書類は、車を売却(または廃車)した証明、あるいは長期海外出張する証明(観光旅行は不可)、妊娠などでしばらく車に乗らないことの証明などです。車検切れなんかも対象になります。乗れないからね。(乗れないことはないけど乗っちゃいけない!)

 しばらく車に乗らないときは、中断手続きをしておいたほうが得策というお話でした。一旦保留した等級をどのタイミングで使うかは、事情によって人それぞれです。私の場合は、家内の等級(18)を契約変更で乗り継ぐのではなく、そのまま保留することにしました。次に車を買い替えた時に引継げばいいことです。私のは 12 等級ですが、目先の欲でいま捨ててしまうのは、もったいない気がします。

2018/05/20(日)車の買取屋は笑顔で勝負する

 3ヵ月ほど前から車ディーラーの勧誘電話が掛かってくるようになりました。家内が乗ってる車の車検の勧誘です。ずいぶん前からアプローチしてくるところをみると、よっぽど儲かるみたいです。ディーラー車検は高いからね。

 まだ日にちがあるからとほかっておいたのですが、家内が体調を崩して入退院を繰り返しているうちに、もう来月に迫ってきました。家内はしばらく車に乗れそうもありません。乗らない車を車検にかけて、駐車場に停めっぱなしというのもなんだしなぁ。

 そこで、車検を受けずに売り払うことにしました。また乗れるようになったら買えばいいことです。ディーラーから「もう車検の時期です。いま予定日を決めることは可能でしょうか?」と電話がありました。「不可能でしょうなぁ」と言ったら、一瞬「ん?」と詰まった後、諦めたようです。(よそへ出すんじゃないよ、売っ払っちゃうの!)

 前回の車検で踏んだくられたとかで、家内はこのディーラーを嫌っています。売却先は市中の中古車屋にすることに決めました。ネットの情報では、車の査定額には大きな開きがあるようです。とりあえず何軒かあたることにしました。

 最初に立ち寄った先はシャッターが閉まっていてお休みのようです。2軒目の買取屋は査定できる担当者が外出中でした。駐車場にはレクサスなど高級車がズラリと並んでいます。ウチには不向きな店のような気がして、「出直してくる」と立ち去りました。

 3軒目は買取専門のチェーン店です。笑顔でやたらと愛想のいい店長でしたが、出てきたた査定額は7万5千円。9年近く乗ったけどまだ4万キロに達してないから、事故車並みの査定額です。住所氏名など個人情報を書かせておいて、渡す書類(見積書)などはないと言います。バカにしないでよぅ。(山口百恵はもう古いか)

 自動車税がまだ払ってなかったので聞いてみたら、売却するまでの2ヵ月分と廃車手続きの費用は負担してほしいと言います。一旦廃車にして新規に登録し直すんだそうです。買い手が見つかるまでは登録しないと思いますが、相手に経費を全部払わせて、自分が負担するつもりはないみたいです。(リサイクル券は没収と…)

 4軒目は実車を並べて販売している中古車屋です。ここは委託販売に力を入れているようで、駐車場にはお客から預かった中古車が安値で並んでいます。車検まで1ヵ月しかない車を委託しておいて、売れ残ったら「仮ナンバーを取って引き揚げろ」は困ります。実際には最低買取価格というのがあって、それでよければ引き揚げる必要はないそうですが…

 後々まで尾を引きたくないので、初めから買取で依頼しました。ここの店長も笑顔で愛想のよいタイプでしたが、出てきた見積もりは 15 万円。3軒目の倍額です。同じ笑顔でもずいぶん違うもんですね。こちらの希望額より安かったけど、実際の腹積もりよりは高かったので、ここで売ることに決めました。未払いの自動車税は2ヵ月分だけこちらの負担です。(払ってなくてよかった)

 リサイクル券の還付はないか聞いたら、「あれは廃車するときの話」との返事。言ってることが支離滅裂だけど、笑顔に免じてこの際よしとしますか。あの満面笑みの愛想のよさは、こういうときのため?

2018/04/30(月)賞味期限に追われる生活はイヤ!

 家内が体調を崩してからは、1回の食事の量が二人で 1.2 食分ほどに減りました。食欲がないのにアレコレいっぱい注文するので、生協の配達があるたびに食料品が増え続けています。冷蔵庫も冷凍庫も満杯状態です。勝手に注文しないように注意しましたが、主婦にとってはストレスが溜まるみたいです。

 自分で買ってきたものは、きちんとローテーションを組んで賞味期限内に使い切るようにしています。そこに家内が注文して食べずに残ったものが加わると、段取りが一気に崩れてしまいます。そのうち食べるだろうと、期限ぎりぎりまで粘るからなおさらです。抹茶プリンを毎食ごとに…なんてことになるわけです。

 賞味期限だけでなく、消費期限にも追われるようになりました。賞味期限は、おいしく食べられる目安で、保管方法を間違えなければ少々過ぎても問題なしです。ところが消費期限は、腐敗などなく安全に食べられる日時を示したもので、それまでに消費(食べるか調理)するのが原則です。5日以内に商品が劣化するものに表示がされています。

 家内はどうしていたかというと、ヤバくなった食品はすべて冷凍庫行きです。冷凍庫を開けると、使いさしの肉や野菜、料理の残りなどがドッと出てきました。冷凍すれば4万年持つわけじゃないから、これも早く消費しないといけません。(化石マンモスの冷凍肉を食べたなんて話はフェイクっぽい)

 個人的には、食料品を捨てるのは抵抗があります。出されたものを食べ残すのが嫌で無理して食べちゃうから、ちっとも体重が減りません。減らないどころか増える一方でした。いまは自分で調理してるので、余った分を翌日分に回すなど工夫して、少し体重が減った感じです。それにしても一人分でちょうどいい分量の食品は少ないですね。

 貯め込んでいた食料品のうち、賞味期限が過ぎたものは何とか使い切りました。レトルトのクリームスープとか出汁パックなどです。現在は残り少ない賞味期限に追われて消化している段階です。腐る心配の少ない食料品は、もうちょっと緩い期限にしておいてもらうといいんだけどね。

 陽気がよくなって、家庭菜園の作物にも追われるようになりました。毎日、アスパラガスとスナップえんどうが定番メニューです。出来損ないのセットたまねぎは、何とか食べられる大きさに育ってきました。そのうちソラマメの収穫が始まります。そのころまでには、家内に元気になってもらわないと…
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