2018/02/14(水)迷った挙句 DSDS 機を注文した

 スマホを買うと決めた以上、いつまでも迷っていては先へ進めません。希望する機能がすべて揃った機種はないから、どこかで妥協が必要です。最後までこだわったスペックは、WiFi です。居る時間が長いのは自宅と事務所です。どちらも WiFi 環境は整っています。できれば IEEE802.11ac の 5GHz が使えたらいいな… なんて考えていました。

 でも、よくよく考えてみれば、どちらにもパソコンがあります。スマホの小さな画面でネットやメールをネチネチやるなんてことはないでしょうね。お前さん WiFi のないところで LTE が使いたかったんじゃないのかえ? てなことで、WiFi は 2.4GHz 帯でもいいことにしました。

 そうと決まれば、前々から候補に挙がっていた大容量バッテリーの ASUS ZenFone4 Max がトップに浮上です。無駄になるかもしれないけど、ここでも話題にしてきた DSDS 機です。しかも SIM を2枚挿したまま Micro SD カードが使えます。それまでは MOTOROLA G5 Plus くらいしかなかった思います。

 実際には SIM を何枚も持つことはなさそうだから、デュアルシムでなくても困ることはないでしょう。いちばん困るのは電池の持ちです。初代 ZenFone Max のころから、バッテリー容量には注目していました。いま使ってるガラケーは一週間くらいほったらかしでも平気です。一日でヘタッたらきっと気が狂うでしょうね。(狂わないまでも滅入ります)

 巷の評価を見るといいことばかりではないようです。主な弱点を挙げてみると…

(1) 5.2 インチで解像度が 1280x720 では粗い。(バッテリーの持ちが優先。文字が大きくていいんじゃないの?)

(2) カメラの画質がよくない。(これで写真を撮ろうとは思わない。決定的瞬間に出会っても、たぶんカメラ機能があることすら思い出さないかも)

(3) ジャイロスコープ機能がない。(それ、なんに使うの?)

 スマホにどっぷり浸かって人生を奪われた人たちから見れば、「このおっさん、どうしようもないぜ」てなとこでしょうね。それでもいいのよ。たとえ陽が西から昇ろうと、絶対にスマホなんかに人生を奪われないぞ!(と気勢を上げてみる)

 とりあえず注文だけは入れておきました。どういう使い方をするかは、試行錯誤しながらやるっきゃないでしょうね。

2018/02/13(火)SoftBank 銀 SIM は使えるか?

 先月のケータイ通話料が 0 円だったと聞いて、驚いた人がいるかもしれません。近頃は LINE や Skype で「私もゼロ円」という人が増えましたが、かけ放題なしのガラケーで通話料 0 は稀有な存在だと思います。

 スマホ購入にあたり、現在の利用状況を検証してみました。My SoftBank で先月の請求明細をチェックしてみると…

(1) 機種代金 0
(2) 基本料 934 (ホワイト)
(3) 通話料  0
(4) 通信料 145
(5) ウェブ使用料 300
(6) ユニバーサルサービス料 2

 合計 1,381 円(税別)、税込の請求額 1,491 円となっています。前月(12 月)は 1,529 円でした。多い月でも 2,000 円ちょっとです。キャリアとの契約でもスマホじゃなければこの程度の出費で済むという一例です。さすがに通話料 0 は久々だけどね。

 (4) の通信料は、S! メール (MMS) @0.2 円 729Pkt(0.01GB) となっていました。パケ放題で月 4,200 円(税別)払えばタダですが、ドブに銭を捨てるようなもんです。しかもウェブ使用料の 300 円は必要です。メールが要らなければ、ホワイトプラン基本料 934 円とユニバーサルサービス料 2 円の 936 円(税別)で済む計算です。

 新規に契約するとホワイトプランは2年契約ですが、私の場合はずいぶん前から使っているので、いつ解約しても違約金等は発生しない状態です。SoftBank のガラケー SIM は、機種に依存しないみたいで、3G ケータイ同士ならそのまま使えるとの情報です。いわゆる「銀 SIM」というやつです。

 巷の噂では、スマホの DS 機で 3G のスロットに入れて通話できるそうです。ただしガラケーは標準 SIM。スマホは micro SIM か nano SIM です。大は小を兼ねないので物理的に入りません。そこで登場するのが SIM カッターです。二段階で nano サイズに打ち抜いても使えるというから驚きです。

 実は、いつかその日が来るだろうと、SIM カッターは用意してあります。しかし冷静に考えてみると、SoftBank の銀 SIM を使い続けるのは、得策ではない気がしてきました。キャリアメール (MMS) を引き継ぐのは難しそうだし、SMS があればなくてもそれほど困りません。ところが、ウェブ使用ができるままにしておくと、パケ放題ではないので、高額のパケット料を請求される危険性があります。通称「パケ死」ですね。(設定をきちんとしないと…)

 MNO の音声付格安 SIM にはメール (SMS) が含まれています。今と同じくらいの基本料金でデータ通信もある程度はできるから、MNP で転出して乗り換えたほうがよさそうな気がしてきました。

 スマホを買ってもしばらくはガラケーとの2台持ちでいくつもりです。DSDS 機にするかどうかは、データ SIM と音声 SIM をどこの MVNO にするかで変わってきます。同じ MVNO にするつもりなら1枚の SIM で済みますが、世の中めまぐるしく変化しているから、いつ気が変わるとも限りません。DSDS 機であれば臨機応変に対応できます。(と悩みは続く)

2018/02/12(月)2台持ち解消に DSDS は必要?

 通話用のガラケーとデータ通信用のスマホと、2台を使い分けている人は結構いるみたいです。中には私みたいな「電話はケータイだわ」という旧タイプもいるでしょうが、多くはキャリアのカケホーダイと格安データ SIM のいいとこどりが目的のようです。キャリアのスマホは高いからね。

 最近になって、音声 SIM とデータ SIM の2枚挿しができるスマホが増えてきました。デュアルシム (DS) です。とは言ってもいろんな方式があって、日本ではもう使えない 2G の専用スロットも含めて DS を謳う機種があります。音声 SIM の2枚挿しで、両方とも待ち受けできるのをデュアルシム・デュアルスタンバイ(略して DSDS)と言うそうです。片方が 2G 専用でも海外では DSDS です。(気をつけないと)

 現時点で DS 機の多く(というかほとんど)は、片方の nano SIM が Micro SD カードと排他使用になっています。こちらを取ればあちらが使えずで、ROM 容量の小さい機種では辛い選択を迫られます。最近では ROM 容量が 32GB や 64GB の機種が増えてきました。DS 機能にこだわるならこういう機種がお薦めです。

 では、2台持ちの解消には DS 機能は必須でしょうか? 少し前までは、カケホーダイのようなサービスがあるのはキャリアだけでした。しかし今では多くの MVNO から「5分以内」や「10 分以内」で、かけ放題のプランが提供されています。これからさらに多様なサービスが登場すると予想されます。MVNO の音声付 SIM に乗り換えるつもりなら、シングル SIM でもいいわけです。

 キャリアの違いや契約内容によって、一概に「こうだ!」と断定はできませんが、NVNO のかけ放題プランを一通りチェックしてみる価値はあると思います。仕事用の通話と個人用の通話を1台で使い分けたい場合は、DSDS 機の一択となります。それでも個人用で通話のほかにデータ通信も求めるなら、MVNO の音声付 SIM に乗り換えることになります。

 個人的には、かけ放題のプランは全く必要ありません。先月の利用明細を見たら、通話料は 0 円でした。こちらから掛けた通話がたまたまなかっただけですが、あったところで何百円にもならないでしょう。ヘビーユーザーからみたら嘘みたいな話かもしれません。ガラケーのみで、まだ2台持ちじゃないしね。

 信じられないって? ほっといてちょうだい。そのうちスマホ買うから。(ちょっとウンチクを述べたのは、只今検討中の証しだわ)
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