2023/12/24(日)BS-4K チューナーを追加した

 テレビ放送はニュース番組くらいですかね。スマホに人生を握られるのは嫌だから、巷の事件や世相の情報は、もっぱら新聞とテレビから得ています。どちらも商業メディアですが、SNS で流布している情報よりはいくらかましかと。

 家内がなくなってから、いわゆるテレビはほとんど使ってません。主に見てるのは PC モニターと AV モニターです。どちらも外付けのチューナーがないとテレビ放送は映りません。

 地デジと BS-2K が映る古いチューナーはリモコンがダメになってきて、地デジの NHK が選局できない状態です。最近、電源と放送切替ボタンの調子が悪くなってきました。何回か押さないと作動しません。そろそろ「3」ボタンとおなじ宿命みたいです。

 買い替えるくらいならテレビの視聴をやめてもいいと考えています。いまはネットでも見れるけど、そこまでして見たい番組はないからねぇ。

 と言いつつ、BS-4K のチューナーを買ってしまいました。地デジはもちろん BS-2K(CS-2K) も映らない 4K 専用のチューナーです。

 久しぶりに現行機種を調べたら、高機能機種を除いてほとんどが製造中止になってました。数千円で買えるのは SHARP の一択です。BS-4K チューナーを内蔵していない「4K 対応」テレビ用に後から発売されたものだから、需要はほとんどなくなってます。

 普段は使ってませんが 4K モニターは持ってます。家内がなくなってから生活様式が変わったので、居間(物置兼寝室)の 4K モニターは使わなくなりました。生活の場はもっぱらダイニングキッチンです。主夫化ですね。

 とりあえず DK にある AV モニターにつないでみました。信号レベルが低すぎると警告が出て、設定が前に進みません。もともと BS-2K 放送も雨が降るとブロックノイズが出たり映らなくなったりしてました。

 いま使ってるチューナーと PC モニターを BS アンテナのそばまで持っていき、そこでアンテナの向きを修正することにしました。

 普段はブースターから電源供給してますが、アンテナ直結だと別に電源が必要です。幸いチューナーの設定でアンテナに電源を送れる機能がありました。

 受信状態は 0~100 のうち 60 あるかないかです。アンテナの向きを修正して 71 まで上げることができました。設置場所の制約でこれ以上は無理のようです。

 ダメ元で DK のモニターにつないただら、いきなり BS-4K の放送が画面に表示されました。チャンネル登録画面では、8つのチャンネルが「B」となってます。一応映るレベルということですな。

2023/12/15(金)「超人」先生の防犯カメラを更新

 何年か前に寄贈した「超人」先生ちの防犯カメラが不調だというので点検に行ってきました。寿命ですかね。雨ざらしのカメラが死んでて、レコーダーのハードディスクも不調です。

 寄贈したのは4チャンネル式のレコーダーとカメラのセットでした。カメラの電力をイーサネットケーブルで送る PoE 方式のレコーダーですが、変則 PoE で電力は 12V 仕様です。

 交換したレコーダーは正式の PoE で、送る電力は 48V 仕様です。今までのカメラはそのままでは使えません。この際、カメラも更新することにしました。レコーダーは4チャンネルでも接続するカメラは2台です。

 前回の設置は先生が電気屋に頼んだので、しっかり取り付けてあります。死んでる1台は高所のコンクリート壁に直付けされてます。これを別のカメラに交換するのは素人には無理です(下穴の位置が合わない)。そのままダミーカメラとして残すことにしました。

 玄関のカメラは生きてましたが、弾丸型からドーム型に替えました。これは脚立に乗れば交換できます。映る範囲が変えられるズームレンズ(正しくはバリフォーカルレンズ)付きです。

 もう1台は建物の軒下に設置することにしました。平屋ですが屋根裏部屋がある造りで高さが 4.5m あります。脚立では無理なので梯子を使います。カメラを壁面ではなく軒先に付けるのは難工事です。

 軒下は傾斜しているのでカメラを一番上に向けても俯瞰姿勢になります。モニターとレコーダーを梯子のそばに置き、上と下で声をかけながらカメラの向きを調整します。

 出かけるのは午後になってからだし、日没が早いのでもたもたしてるとすぐに暗くなってきます。普通は1日仕事ですが、日を置いて2回に分けてやりました。

 脚立に上ったり梯子に上ったりで、久々の危ない工事でした。あちこち痛いこと。もう歳だね。

2023/11/26(日)6年ぶりに琥珀ニンニクを作る

 毎年、黒ニンニクを自宅で作っています。自分が食べるよりも人にあげるためだったのですが、最近は持っていく先が少なくなって自家消費が増えました。

 市販の乾燥ニンニクと黒ニンニクの中間にあたる琥珀ニンニクというのがあります。「琥珀にんにく」は登録商標なので、にんにくをカタカナ表記にしています。

 普通のニンニクを 70℃前後の高温で2週間ほど熟成させると黒ニンニクに変わります。カカオマスがチョコレートになるのと同じメイラード反応というやつです。

 自分で作る場合は炊飯器の保温モードか、保温ジャーを使うのが一般的です。作り初めにかなり強烈なニンニク臭が発生するので、屋外(しかもご近所の迷惑にならない場所)で行う必要があります。

 琥珀ニンニクは、メイラード反応の途中で色が褐色になった状態なのですが、黒ニンニクになる前に熟成をストップすればいいかというと、そう単純なものではなさそうです。というのも熟成期間は黒ニンニクと同じで15日間とされているからです。

 70℃前後だと黒ニンニクになってしまいます。つまりもっと低い温度で作ると推察されます(青森県の製法特許で詳細は不明)。

 6年ほど前に小型の温蔵庫を使って試作したことがあります。保温と冷蔵が切り替えられるペルチェ素子を使った冷温蔵庫です。保温時の温度は 55℃となっています。

 確かに2週間ほどで薄褐色のニンニクができましたが、製法特許の温度はもう少し低いみたいです。推測ですが、45~50℃あたりですかね。夏場だと温度が上がりすぎると思い、秋になるのを待って試作しました。

 メイラード反応の初期にやはりニンニク臭がするので、雨除けのあるベランダに置いて行いました。電気釜の保温モードと違って一定時間で切れることはない代わりに、内部の湿度を保つのが難しいので、2~3日ごとに水分補給が必要です。

 濡れた新聞紙にくるんでビニール袋に入れたのと、新聞紙にくるんで定期的に濡らすのと、2つに分けて行いました。

 いちばん下に水を張ったトレーを置きました。それでも温湿度計を見ると庫内の湿度は 50% 前後です。濡れた新聞紙でくるんだ内部はもう少し高めだと思いますが、どうですかね。黒ニンニク作りと同じで 70% 程度は欲しいところです。
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