今年の夏は猛暑で、残暑も厳しかったせいかパッションフルーツの秋の開花が遅れました。平年は8月末ごろから咲き始めるのですが、3週間以上も遅れました。
ダイニングキッチンの日除けにしているメインの棚は、花芽がほとんど見当たらない状態でした。脚立に乗らないと届かない上のほうにいくつか咲いた形跡がある程度です。
通路の鉢植はお彼岸過ぎに何個か咲きました。人工授粉したのが、ここへきて実が大きくなってきました。暖冬傾向なら、撤収後に追熟すれば食べられる可能性があります。

越冬した小苗を小さな鉢に植え替えておいたのが、蔓を伸ばしています。温室の中で越冬させるために、一回り大きな鉢に植え替えました。生長点が枯れて分岐したものは、整枝して1~2本に絞り、来春の成長に期待します。

[越冬用のパッションフルーツの株]
ここ3日ほど日陰で養生中です。このほかに、蔓が何本も分岐した大きな株が4鉢あります。温室に入れるにはちょっと大きいので、整枝してコンパクトにまとめる予定です。
こちらの株には秋の開花で授粉した実がいくつか生っています。温室に入れるから来春の収穫が期待できそうです。
道路に面したアケビ棚を見ていたら、薄紫色の実がパックリと口を開いているのを見つけました。さっそく収穫です。
アケビは自家受粉しないので品種の違う株を植えないと結実しません。我が家は五葉アケビと三つ葉アケビを植えています。いつも五葉アケビのほうが早く熟します。
ここ数日で一気に熟したみたいで、ほぼ全ての実が口を開けてました。今夜から雨の予報です。今日気が付かなかったら、採り遅れて何個かダメになってたでしょうね。

中身は冷凍保存して貯まったらジャムにします。外皮は短冊切にしてフライパンで炒めます。独特の苦みがあって、醤油を垂らす程度でおいしく戴けます。
全部で30個くらいあります。これだけ一遍に採れると、炒め物だけでは消費できません。五葉アケビは日持ちしないので、余った分は佃煮にすることにしました。
これから三つ葉アケビが熟してきます。こちらはこまめに収穫して、順次消費する予定です。「超人」先生のところにも毎年届けています。ゴーヤが終わると次はアケビです。
残暑で季節感がズレてましたが、もう10月も半ばです。昨日、パッションフルーツの越冬苗を鉢替えしたところです。今年は出遅れて失敗しましたが、来年はリベンジです。
昨年、全滅状態だったエレファントガーリックとジャンボ無臭ニンニクは、種球を更新しました。大きな鱗片が採れなかったので、種苗会社から買った鱗片を育てて今年6月に収穫しました。
旧ジャンボ系は、その辺に蒔いておいた木子から育った一球ものを植えたら、一回り大きな球になりました。これを植え直せば来年、分球してニンニクの形になるはずです。

真ん中の大きなのは直径 5.5cm あります。大きな球は、たぶんエレファントガーリックだと思います。小さな球は、「ジャンボ無臭ニンニク」が混じっている可能性があります。
昨年更新した無臭ニンニクは、今年収穫してみたらハズレでした。以前に育てていた「ジャンボ無臭ニンニク」とは品種が全く違います。もう一度復活させようと、一球ものを食べずに残しておいた次第です。
これとは別に、分球した鱗茎2個も残しておきました。小さかったので普通は食べてしまうところですが、復活の期待がかかる貴重な種球です。

[小さなのは 9g。一番大きなので 27g]
エレファントガーリックかジャンボ無臭ニンニクか、品種は不明です。来年収穫してみればわかるでしょう。今日、植える予定で皮をむいてあります。いわゆる「つるつる植え」です。
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