9月末に播種したジャンボ系ニンニクは、すべて発芽しました。昨日3つ芽が出て、最後のひとつがいつになるか?まできました。今日、マルチの上から手で探ったらツンツンした感触がしたので、破ってみると芽が出てました。

昨日は何の感触もなかったのに、たった一日のことで、えらいもんですね。今週は最高気温が 15℃前後の日が続いたからかもしれません。週末まで暖かい日が続きそうです。
去年のブログを見てみると、最後に発芽したのは年末の 28 日でした。発芽がバラバラで、大きく育った株と芽が出たばかりの株が混在していました。今年は最初の発芽が遅かったので、全体的に育ちが悪い印象です。

手前の畝が無臭ニンニク、奥の二つがエレファントガーリックです。左手にもうひとつ畝があって、そちらは無臭ニンニクです。全部育つとかなりの量ですが、いまの生育状態からみて掌サイズのものは少なそうな予感がします。
今年の発芽傾向からわかったこと―― 冷蔵保存したジャンボ系の種球は発芽が遅れる傾向があるものの、まったく発芽しないということはない。途中で掘り出して外皮を剥いた状態で埋め戻しても発芽した ――この2点です。
来年は外皮を剥いた状態で芽出しをしてから播種する方法を試そうかと考えています。六片種など一般的なニンニクと違い、ジャンボ系の外皮は硬くて頑丈です。しかも、1枚剥いたら中にもう1枚皮がある場合があります。木子(鱗芽)と同じですね。
いつごろから芽出しを始めるかなど、不明な点がいくつかありますが、発芽を揃えるのが大株に育てるのに大事な要素であることは間違いないと思います。試してみる価値はありそうです。
明日から12月。朝の気温は3~5℃と、いつ霜が降りても不思議はない季節になりました。パッションフルーツの来年用の苗は先週、温室に移動しました。
今晩から雨模様で、夕方にはパラパラ小雨が降りだしました。ふと見ると、ポリカ屋根の内側に伸びたパッションフルーツの弦に花が咲いています。2~3日前にも2つ咲いてましたが、この時期に受粉させても収穫できる可能性はゼロです。

明日の朝は放射冷却がなくて最低気温は 10℃前後の予報です。日昼の気温はあまり上がらないみたいですが、12月になってもまだ咲くかもしれません。収穫できる見込みがないから記録をつけたことはないけど、12月に開花した記憶はないですね。新記録かも。
地球の温暖化で、植物の北限が上がっています。暖冬傾向の年だと野外で越冬する株もありました。この冬はどうでしょうか。
今年は11月になっても暖かい日が続いたので、来年用のパッションフルーツの苗は外に出しっ放しです。例年だと月の半ばには温室に移動していました。最低気温が5℃を下回ると霜が降りて枯れる危険性があります。
明日は雨の予報です。明後日には温室に入れようと、ピニールカバーをセットしました。もちろんヒーターもです。加温設備のないのは「温室」とは言わず、ただの「フレーム」なんだとか。
ビニールカバーが紫外線で劣化して、小さな穴がいくつか開いています。買い換えてからまだ1年しか使ってないのに早いですね。今年は撤収するのが遅れたからかもしれません。4月には外して仕舞っておかないとね。
パッションフルーツの棚では、秋に開花した実が少し色づいてきました。9月上旬に受粉したぶんだと思われます。例年だと年末から1月上旬に寒さで枯れてしまうまで青いままです。今年は10月から11月にかけて暖かかったからでしょうね。

これから気温が下がるので、完熟するかどうかちょっと微妙です。枯れて撤収した後でリンゴと一緒にビニール袋に入れて、エチレンガスで追熟すれば食べられるかもしれません。温室に入れる苗には実がほとんどついてないから、こいつが収穫できればラッキーです。
なかなか発芽せずに気をもんでいたジャンボ系ニンニクは、9割以上が芽を出しました。もうすぐ冬だから無事に成長するか少し心配です。果たして結果はどうなりますか。
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