2021/06/20(日)間仕切りカーテンで空調を効率化

 エブリィは運転席の後ろに広大な空間が広がっています。何も対策をしないと、この空間まで冷やしたり暖めたりして空調に無駄なエネルギーを使うことになります。普段は一人しか乗らないのでもったいないですね。

 運転席と荷台を仕切るために、ディーラーの純正オプションで「間仕切りカーテン」というのが出ています。透明ビニールでできていて、ルームミラーでバックドアの窓の外が確認できるようになっています。でも取付費込みで 13,860 円もするんだわね。

純正パーツの間仕切りカーテンと荷室内部
[純正パーツの間仕切りカーテンと荷室内部]

 節約できるガソリン代よりも高くつきそうです。そこで、自分で透明カーテンを取付けることにしました。家庭用のカーテン生地で透明というのはないから、普通は汎用の透明ビニール地を利用しますが、今回はシャワーカーテンで透明のものを見つけました。

 イレクターパイプで組んだ天井収納の横バーにリングを通し、仮設的につけてみました。薄い代わりに透明度は抜群です。ビニールは断熱性が高いから、薄手のものでもないよりはうんとマシです。

横バーに仮設的につけてみた

 純正パーツのカーテンを留める穴が天井に3つ開いています。でもキャップを外してみるとただのバカ穴です。ネジは切ってありません。純正品はディーラーでネジ穴の取付け加工をするみたいです。取付費とはネジ穴加工のことですね。

 商品名「ちょっとナッター」などでネジ穴を取付けることも考えましたが、下穴をかなり大きくしないといけません。自作で吊るカーテンはごく軽いものです。内装を留めているクリップを使ってプラスチックレールを固定することにしました。クリップの丸い頭をレールの溝にはまるようにハサミで細長く切断します。

 後で元に戻せるよう、クリップは市販のものを加工しました。マツヤマパーツの 2-A27 が純正品とほぼ同一ですが、手に入らないときはカーショップで数個入りの汎用品を調達すればいいでしょう。

カーテンレールに吊ってみた
[カーテンレールに吊ってみた(奥のメタルリングは仮設時のもの)]

 カーテンレールは 91cm の半間用を 78cm に切り詰めました。天井面はフラットではないのでそれでもまだ隙間ができます。そのためプラレールは両端を少し曲げています。レールからはみ出たカーテンはマジックテープで留めました。カギ状のオス側が天井面にくっつきます。

2021/06/17(木)車で寝られるように検討してみた

 エブリィジョインのシート構成を利用して、疑似的なフラットシートを使い一人用のベッドを作ってみました。そのままではデコボコしているけど、クッションやマットを使ってある程度は平たくすることができます。

 コンパネやベニヤ板を使えば、強制的に平面を確保することは可能です。でも今回はそれはしないことにしました。重量的に負荷をかけたくないからです。役に立ったのは、高反発ウレタンの折り畳みマットでした。(幅 60cm、長さ 180cm の6つ折り)

クッションなどを使いシートを平坦に
[クッションなどを使いシートを平坦に]

 クッションや荷物用の毛布などを使い、ある程度平たん化したシートに高反発マットを敷けば、ほぼフラットなベッドができます。あとは低反発マットや寝袋などを併用して、快適な寝床を確保します。

 まず考えたのは、車から一歩も出ずに仮眠用のベッドが設営できることです。いつも晴れとは限らないし、簡単な作業で寝床が確保できることが最善と考えました。カーゴスペースの網棚は後ろに移動して、荷物置き場や机としても使えます。

 寝床に必要なものは、天井部分に収めることにしました。緊急避難的に使うこともあるから、常時積んでおくのが基本です。重量も容量も最低限にするのが理想です。ほかの荷物を積むときでも、カーゴスペースが有効に使えるよう考慮しました。

袋状のゴムネットを下に張って二重構造に
[袋状のゴムネットを下に張って二重構造に]

 6つ折りのマットは3つ折りにして天井部分に収納しました。底に百均の金網2枚を敷いて支えています。その下に袋状のゴムネットを張って二重構造にしました。毛布や衣料品はこの袋の中に入れたり上の隙間に突っ込みます。軽いものなら垂れ下がることはないでしょう。

 イレクターパイプで作った天井収納は、組み合わせ方でいろんな積み方に対応できるよう、細かい芸がしてあります。後部ラゲッジの網棚も使わないときは天井部分に収納できます。外したら持って行き場がないでは不便だからね。

 今回のリニューアルに使った資金は、安全ブレーキの補助金です。65 歳以上の高齢者には7万円が支給されます。ジョインはオプションじゃなくて標準装備だから、追加の出費はありません。全額を設備の予算に回すことにしました(というか、もう回っちゃってる)。

2021/06/14(月)ジャンボ系ニンニクを掘りあげた

 今年は梅雨入りが早かったので、ジャンボニンニクをいつ収穫するか気をもんでました。このところ中休みで晴天が続き、この機を逃さず掘りあげました。日一日と葉が枯れていく様子を見ながらの収穫です。

 今回は発芽がそろわず、不作となりました。例年通り9月下旬に植え付けたのに、最後に発芽した株は冬になってからでした。いくら暖冬だったとはいえ、この遅れを取り戻すことはやはり無理でした。

 植えたのはエレファントガーリックとジャンボ無臭ニンニクです。うちでは一括りにジャンボ系ニンニクと呼んでいます。無臭ニンニクは掌サイズ。エレファントガーリックは掌からはみ出すくらい大きくなります。

 それが今年は、まともに育ったのは数個だけで、ほとんどが鱗片に分球してない「一球もの」です。分球しない株はたいてい抽苔しないから、おおよそ結果は予想してましたが、それにしても情けない結果です。

エレファントガーリックの来年用の種球
[エレファントガーリックの来年用の種球]

 大きな鱗茎と大きめの一球ものは、来年用の種球として温存するつもりです。去年は種球の管理を怠って乾燥させ過ぎたのが発芽不良の原因のようです。今年はいったん乾燥が済んだら新聞紙に包み、冷蔵庫で保存する予定です。(今年もまた植えるのかい)

無臭ニンニクで一番大きな鱗茎は実はエレファントか?
[無臭ニンニクで一番大きな鱗茎は実はエレファントか?]

 今年収穫した中で一番大きく育った株は、ジャンボ無臭ニンニクの畝でした。いくらジャンボとはいえこんなに大きくなるはずはないから、たぶんエレファントガーリックの種球が紛れ込んだのではないかと推察します。

 今年は「エレファント」「無臭」「その他不明」の3つに分けようかと考えています。その他不明は収穫したら食べちゃうとして、確実に品種が特定できたものを植え付けるようにすれば、いずれ紛れは解消できるでしょう。(やっぱり植えるのね)
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