2015/12/30(水)収穫できたパッションフルーツ

 室内に取り込んで実が熟すのを待っていた、鉢植えのパッションフルーツは、大半の実を収穫することができました。ビニール製のドレスカバーを被せて、南側の窓際に置いたのが功を奏したようです。

 ここ数日間は、実が採れるたびに余分な弦を切り詰め、なるべく全長が短くなるようにしていました。3株であと数個を残すのみです。

 息子一家の帰省に備えて、昨日のうちに玄関スペースに移動しました。我が家の中でいちばん寒い場所ですが、外に出して軒下でしのぐよりはよっぽどマシです。去年の株だし、枯れたら枯れたときと腹を括っています。

 一株だけ地植えにしたやつは、短く切り詰め、ビニールシートでスッポリ覆ってあります。軒下からはみ出した位置だから、かなり厳しい環境です。それでもいまのところ枯れる様子もなく、葉っぱを茂らせています。暖冬だからですかね。

 去年の冬を葉っぱ1枚の苗で年越しした株ですが、地植えにしたせいか葉が大きく、5メートル以上伸びました。ところが不思議なことに、実が一つも成りませんでした。いわゆる徒長ぎみだったわけです。

 この2年で感じたのは、収穫するのが目的かグリーンカーテンにするのが目的かで、育て方が違うということです。よく「一石二鳥」と言われますが、実際には「二兎追うものは一兎をも得ず」のような気がします。

 夏の間に挿し木しておいた大苗をいま室内で育てています。たくさん実を収穫するつもりならグリーンカーテンは諦めたほうがいいでしょう。グリーンカーテンにするなら、やはり食べる欲とは無縁のフウセンカズラあたりがよろしいようで。
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