2016/11/29(火)簡易温室を自作中

 寒さに弱い植物を冬越しさせるために、いま小さな温室を作っています。ホームセンターなどで売っているビニール温室のカバーを利用した簡易温室です。

 広さは 0.9 × 1.2m 。小さな温室ですが置く場所がないので、この春作ったパーゴラの下に据えました。ついでにポリカの波板で雨除けをつけて、雨ざらしにならないようにしました。説明書によればカバーの耐久性は1~2シーズンとのことですが、もう少し持つでしょう。

 フレーム部分は木で自作しました。左右と奥に3段分の棚を供えています。替えカバーだけなら 3,000 円ですが、たまたまフレーム付きの特価品が 4,000 円で売られていたので、そちらを購入しました。幅・奥行・高さの表示はあっても屋根部分の寸法が不明だったので助かります。

 スチールパイプの骨組みを組み立ててみたらグラグラです。ロープとアンカーが同梱されていて、それで四隅を引っ張って固定するようになっていました。そのままでは不安定だし、我が家にはロープを張るスペースなどないから、使い物にはなりませんね。採寸したらバラして一時保管です。

 三角屋根の勾配は、フレームの実寸を測ってから図面をひいて割り出したので、外カバーとピッタリです。夏場にビニールカバーを外して使うことを想定して、屋根部分にポリカのブラダンを張りました。去年、二重窓を作った余りの廃材です。幅が十数センチしかないのを補強テープでつないで利用しました。その上にポリカ波板の屋根がくるから、すぐにダメにはならないと思います。

 トイレに換気扇をつけたときに外した換気窓を捨てずに残してありました。レバーの上げ下げで開閉できます。簡易温室の換気用に使えそうです。入り口が閉めっぱなしだと、冬場でも晴天の日は 40 度くらいになりそうです。入り口の反対側につければ効率よく換気できます。

 床には 12mm 厚のコンパネを張り、その上に残りのポリカブラダンを張りました。さらにその上に反射マットを敷き、半身用の電気毛布をビニールカバーに入れて置く予定です。タイマーを使って夜間だけ床暖房で保温する作戦です。消費電力が 50W もない省電力タイプですが、外気より何度か上がれば御の字です。

 実際にテストしてみて、うまくいくようだったら、すでに室内に移したパッションフルーツの鉢植えを温室に移動するつもりです。風や霜にあたらない状態で温度が5度以上あれば冬越しできるでしょう。これで家内に「鉢が邪魔だ」とブチブチ言われずにすみます。
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