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2008年08月29日の記事

2008/08/29(金)個人の写真ブック

 テレビCMで、FUJIFILMが個人向けの写真ブックを宣伝しています。
 引伸ばした写真にファイリング用の穴を開けて、多穴リングで綴じ合わせたタイプです。印画紙の写真だから、片面だけになります。リング式のカレンダーみたいなもんです。

 穴あけ器を持っていれば、街の写真店でも作ることができます。画像処理ができる店なら、1ページに複数の写真を配置することも可能ですが、片面にしか写真を入れられません。
 器用なひとなら、写真2枚を裏表で貼り付けて、見開きにできるでしょうけどね。

 感材メーカーの印画紙には、裏に透かしの印字がされています。フジならFUJICOLORの文字が入っています。輸入モノだと「富士極彩色・・」という漢字が入っている場合もあるけどね。
 写真ブックにしたときは、裏印字はないほうが便利です。裏面に油性ペンで文字を書くときに、透かし文字があると煩雑です。プリント時の印字は、プリンターの設定でオフにできるので、無印字のほうが文字を書くのに都合がいいですね。

 昨年、知り合いの写真屋さんと感材メーカーの展示会に行ったとき会場に、印画紙にファイリング用の穴を開ける道具が展示されていました。
 ファイルにするなら裏に透かしがない印画紙のほうがいい・・と言ったら、「しーっ、声が大きい」と写真屋さんにたしなめられました。メーカーのひとがすぐ横にいたからね。ここでは「失言」です。

 同行の写真屋さんもワンセット注文していました。機械というより道具に近いものだから、値段はしれています。ちゃんと利用して、お客に提案できるかどうかですね。
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