2013/01/16(水)iPod Touchでサイト表示を確認
制作時点で、モバイル機器でも見られるよう、そんなに大きなサイズにしなかったので、慌てて対応することはないと返事しておきました。でも、現時点ではスマホからのアクセスが 1/3 以下でも、いずれは半分を超えそうな雰囲気です。そろそろ対応版を考えておかないといけない情勢です。
個人的には、携帯電話をスマホに替えるつもりはありません。あんな小さな画面でネチネチやるのは趣味じゃないし、たとえ数千円のことでも使いもしない接続料金を毎月払うのは無駄な出費です。
パソコン画面上でスマホの表示が確認できるシミュレーターを使って、テスト版を作ってみましたが、どうやら実機と表示に差があるみたいです。写真が横に2枚並ぶはずなのに、実機では1枚しか表示されなかったり、文字数がオーバーしてタイトルが2行で表示されたりします。
そこで、iPhone と同じ表示画面の iPod Touch を購入することにしました。こちらは電話機能がないので、毎月の通話料やネットの接続料金は不要です。その代わり WiFi エリアでしかインターネットがつながらない仕組みです。使うのは事務所か自宅だから、これで十分です。
いま買うなら常識的には iPhone 5 と同じ第5世代の iPod でしょうが、目的はスマホサイトの確認用です。Google アナリィティクスのデータを調べたら、iPhone 5 はまだ少数派でした。アクセスしてきた機器の画面の解像度を見ればわかります。320x568px がiPhone5 と第5世代の iPod です。320x480px は 3G/3GS/4/4S と第4世代までの iPod の合計です。
Apple のサイトを見ると、新型はこの倍の解像度になっていますが、スマホ用サイトの表示は 3G/3GS と同じ 320px の横幅になるように設定されています。解像度どおりで表示すると、文字やアイコンが小さくなりすぎて使いづらいからです。
いろいろ検討した結果、最新の第5世代ではなく、第4世代の iPod にすることにしました。現時点ではこちらがまだ多数派です。