2014/07/29(火)我が家の天敵はコガネムシ

 萎えてしまったため泣く泣く収穫した未熟のミニメロンですが、黄色くなっていたほうの実は結構おいしかったです。これなら十分食べられると判断し、残りの株の実も収穫しました。葉が萎れて枯死寸前の状態でした。

 今日、土を掘り起こして状態を確認してみました。予想通りコガネムシの幼虫が出てきました。先に撤収した株は、500 円玉大が1匹と 100 円玉大が2匹、成虫が1匹でした。今回掘り起こした株は、1円玉より小さい幼虫が 10 匹ほど出てきました。

 粗めのふるいにかけると、網目に頭を突っ込んですりぬけます。そのまま放置しておくとすぐに土に潜り込んでしまうので、すかさず踏み潰します。
 細い根はほとんど食い尽くされていました。これではいくら水をやろうが肥料をやろうが、吸収されないわけです。

 いろいろ調べたところ、芝生のある場所で有機肥料を使うと、必ずと言っていいほどコガネムシが卵を生みつけるそうです。芝生の根が幼虫を育てるのに好都合なんだとか・・・
 自然に繁殖した芝をはがしてから、腐葉土やバーク堆肥を加えて植えつけたので、もろその状態です。コガネムシのために耕したようなもんですね。

 なるべく農薬を使わないようにしようと思っていましたが、コガネムシの幼虫を駆除しないかぎり、我が家の家庭菜園で植物を育てるのは難しそうです。
 次回から耕すときに、ダイアジノン粒剤をすきこんでおくことにしました。2ヶ月ほど薬効があるそうです。根がしっかり育ってしまえば、今回みたいなことにはならないでしょう。

2014/07/25(金)未熟な実でもメロンはおいしい?

 2株あったミニメロンころたんの1株は、蘇る兆候もなく終了となりました。3個ついてたうち、網目は出ていたもののまだ青かった実は、真っ先に取り除いておきました。漬物かサラダの材料にはなります。

 家内はそのままでも十分おいしいと言っていましたが、私の口にはキュウリよりマシくらいにしか感じませんでした。「全部もらうよ」というので、さあどうぞです。
 黄色になっていた残りの実2つは、まだ切らずに置いてあります。先に試食した青いのよりはおいしいと思います。

 実が2個ついたもうひとつの株は、甦るでもなく枯れるでもなく、葉が萎れたままの状態が続いています。気休めに霧吹きで葉っぱに水分を与えるなどして看護していますが、どうなりますやら・・・

 今朝、撤収した株を掘り起こして状態を確かめてみました。根が貧相です。これであれだけの子蔓孫蔓を支えていたと思うと、突然の枯死も肯けます。
 下のほうまで土を掻き出したら、五百円玉くらいの芋虫が出てきました。どうやらコガネムシの幼虫みたいです。原因はこれですね。根をすっかり食われてしまったようです。(そういえば親虫が葉っぱにとまっていたなぁ)

 もうひとつの株にもコガネムシの幼虫が潜んでいるかもしれません。あるいはウリハムシが卵を産み付けているとか・・・
 なんでもいいから、実に離層ができるまで持ちこたえてくれないかしら。

2014/07/23(水)1日で萎れたころたん

 梅雨が明けた 21 日、自宅に帰ると、ミニメロンのころたんの葉が2株とも萎れていました。地植えでネットに這わしていたのですが、下から上までかなりしんなりと萎れています。

 網目の出た実が3個と2個、2株で5個生っています。立体栽培は1株あたり4~5個が目安というから、それほど無理させてはいないはずです。どうしてでしょうか?

 雨が降らないまま梅雨明けしたその日は、かなり日差しが強く、気温も高かったと思います。人間はエアコンの効いた室内にいるから外の気温の変化に鈍感ですが、地植えで動きようのない植物にとっては、相当堪えたんでしょうね。それまで耐えてたのが、1日でダウンです。

 サカタのタネの専用サイトを見ると、下のほうに実をつけるとそちらに栄養を取られて上まで回らない、となっています。どちらも7節目のすぐ先だから、そんなに下のほうではないのですが、二股に分かれた孫蔓に各1個ずつ生っているのが、かなり負担だったようです。
 実のついた子蔓1本だけを残して剪定しましたが、こちらは回復する見込みはなさそうです。明日にでも見切り収穫することにします。

 もう一方の株は、2本の子蔓に1個ずつ生っています。ほかの子蔓を剪定したら、少しだけ息を吹き返した感じです。幸いに今日は薄曇りで日差しは柔らかです。もう1日様子を見ることにしました。完熟まであと少しです。なんとか踏ん張ってもらいたいところです。
OK キャンセル 確認 その他