2010/06/03(木)パソコンの中身を移植

 とうとう事務所にあったパソコンの中身を台所のパソコンに移植しました。CPU のソケットは AM3 です。先日、CPU を Phenom Ⅱ X2 545 から Athlon Ⅱ X2 640e に乗せ換えたやつです。

 マザーボードと CPU、それに HDD と拡張メモリーは、そのまま移植することにしました。DVD マルチドライブは、IDE 接続のものでいくつもりでしたが・・・
 IDE ケーブルが HDD と DVD ドライブの両方には届きません。マザボの IDE コネクターは1つしかないから、ケーブル2本というわけにはいかないし・・・
 泣く泣く SATA のマルチドライブを使うことにしました。(事務所のマシン用に残しておきたかったのに・・)

 台所のオーディオ型の電源部は旧タイプで、+12V 電源は4ピンです。マザボの説明書には、12V CPU 電源(2X4)がないと起動しないと書いてあります。(ほんまかいな?)
 仕方がないので、4ピンを8ピンに変換するアダプターを別途用意しました。

 マザボの ATX 電源は 24 ピンですが、20 ピンでも動くようです。ところが、差込口の形状を見たら、どうも違うみたいです。以前のと今度のマザボの説明書をにらめっこしてみました。
 どうやら天地が逆になっているみたいです。説明書を逆さにすると、コネクターの形は合いますが、今度は仕様が合いません。左右を逆に読み替えないといけないんですね。(逆さですから)

 オーディオ型のケースは、一応マイクロ ATX 仕様です。規格というのは偉いもので、マザボのサイズはギリギリでしたが、何とか収まりました。
 ただし、手順よく組まないと、コネクターにケーブルを挿すときに指が入らないことがあります。(パズルをやっているみたい)

2010/06/02(水)Ubuntuの画面が変!

 Phenom を Athlon に換装してから、Ubuntu 10.04 を起動していませんでした。動くとは思いますが、一応テストを・・・

 起動用の USB メモリーを挿しこんでから電源ON。いつもどおり暗黒画面の後で、GNOME のデスクトップが表示されます。ところが・・・
 なんだこりゃ? 画面が妙に横長に間延びしています。VGA 画面を無理やり 16:9 にしたような・・・

 このままでは使い物にならないので、「システム」>「設定」>「モニタ」とたどって、修整を試みました。使い方に慣れていないせいか、どうもうまくいきません。設定数値はフル HD になっているのに・・・
 マウスの動きも変だし、どうしたんでしょうね。
 あれこれやった末に、一旦 XGA(1024x768) にしてから、1620x1080(フル HD)に設定し直したら、正常に表示されました。

 「システム・モニタ」を見ると、プロセッサは AMD Athlon Ⅱ X2 240e Processor になっています。システムテストツールを使って、モニターとグラフィック関係のレポートを開いたら、コマンドっぽい横文字の羅列でさっぱりわかりませんでした。(直ったからまぁいいか・・)

 フッターに「アップデート・マネージャ」の表示が出ていました。「ディスクの空き容量が少…」というサインも出ています。
 とりあえずアップデートしてみます。27MB くらいなら問題ないでしょう。アップデートが終わった途端に、「ディスクの残りが 66.5MB しかありません」という警告が出ました。4GB の USB メモリーでは、すぐに限界がきます。

 使わないアプリケーションを削除するか、他のドライブに移すかです。台所に移植する予定なので、HDD に LINUX 関係のものを入れるのは、やめておいたほうがよさそうです。
 マザーボードなどのパーツを買い足すまでは、Ubuntu は暫くお預けです。次期マシンではハードディスクにインストールするか、起動ディスクだけ USB メモリーにするか、じっくり検討することにしました。

2010/06/01(火)省電力のCPUに交換

 事務所にあるパソコンの CPU を 省電力のものに換えました。自宅の台所にある PC へ移植する準備です。
 マザーボードは AM3 です。Phenom Ⅱ X2 545(3GHz)から、Athlon Ⅱ X2 240e(2.8GHz)に落としました。演算能力ではスペックダウンです。

 換えた理由は、CPU の消費電力です。TDP 80W が TDP 45W に減りました。台所のオーディオ型ケースは、特殊サイズの 200W 電源部です。放熱の問題もあり、市販の AM3 ソケットで TDP が一番低い CPU にしたわけです。
 初めは 235e にするつもりでしたが、購入予定のショップに在庫がなかったので、240e にしました。

 Phenom よりも CPU クーラーがずぶん小さいですね。アルミの放熱板の高さが違います。これならケース天板との間に隙間があくので、熱対策には有利です。(何しろ特殊なケースなので・・)
 事務所で使っているミドルタワーは、側板に電ドリで穴をあけて 12cm の吸気ファンを取り付けてあります。Phenom でも問題なく動いていました。640e ならまったく問題なしです。ただし移植した後どうなるか?ですが・・・

 換装したのは CPU だけです。DDR3 メモリーの対応クロック数が違いますが、オーバースペックというだけのことで、スンナリ動きました。
 ついでに、XP のインストール時に使った PCI の LAN カードと、IDE 接続の HDD を外しました。移植後には使わないパーツです。このくらいの変更なら、マイクロソフトから再認証を求められることはないようです。

 暫くしてなじんでから、中身をごっそり入れ換える予定です。5V 電源を IDE から SATA に変換するコードも用意しました。液晶テレビとの接続は、三菱のモニターに付いてきた HDMI ケーブルを流用です。
 XGA の四角い画面が 16:9 の横長の画面に変わって、家内はさぞかしビックリすることでしょう。
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