2010/07/04(日)元気だったプロ機材の主
事の発端は、鶴さんから電話をもらったことです。「私や、わかるか?」と元気そうな声でした。この人の声を忘れるようでは人生終わってます。
マミヤあたりに聞いたんでしょうね。「酸化セリウム」の先生はどうしてる?という話もしていました。
最近、眼の手術をしたと風の便りに聞いていたので、近いうちにお邪魔するつもりでした。電話をもらったからには、すぐに参上しないと・・・
一応見えてはいるようですが、かなり近くまで行かないと顔がわからないみたいです。好きな写真を撮ることができなくなって、ちょっぴり寂しそうでした。眼の病気は回復に時間が掛かります。
「酸化セリウム」の先生は、なるべく一人では行かないようにしているそうです。店を出るときに、「なんでオレはこんなものを手に持っているんだろう」ということが度々あったからだとか・・・
そんな話をしたら、「もうマジックは使いまへんで!」と鶴さん。「安心して来ておくんなはれ」と言ってました。(ホントかしら?)
「何も買わない」と言っていた割に、先生はハッセルの部品を物色していました。手に入れたデジタルバックのアダプターは、ファインダー部分がハッセル仕様になっているんだそうです。
「あんたのことや、負けといたろ」の一声で、やはり買ってしまいました。商売の神様みたいな人ですね。
ネットオークションで落とすばっかりだったのをこちらに振り替えです。自宅に帰ると、すぐにウエストレベルファインダーのレザーを剥がして貼り直していました。器用な人です。