2020/05/23(土)世の中 コロナがどうしたって?

 世の中、コロナ、コロナで大騒ぎです。自覚症状がなくても他人に感染させるとあって、迷惑千万、厄介な感染症です。身を守るためには(他人に感染させないためには)、人との接触機会を減らすのが最善の防御策だとか…

 緊急事態宣言で人との接触が制限されると、いろんな人から電話が掛かってきます。なぜか同じ日に立て続けに掛かってくるところをみると、皆さん痺れを切らすサイクルは同じみたいですね。「そちらはどお?」とか「マスク送ろうか?」など、会話自体はたわいもないものです。

 どなたも「そちちらに行きたい」、あるいは「こちらに来ない?」といった口ぶりですが、このご時世にウロチョロするのは憚れます。結局、また落ち着いたらね…ということになります。不要不急の外出は控えないとね。

 ところで、現在の生活環境は籠城生活そのものです。外出といえば、近所へのゴミ出しと食料品の買い出しくらいです。徒歩圏内の食品スーパーへは歩いて行きますが、ちょっと離れた店には車で行くから、人との接触はほとんどありません。「三蜜」とは無縁の生活を送っています。

 一方、現役世代で働かないと生活できない人は大変です。テレワークなんてしゃれた働き方ができる人は少ないからね。いつどこで感染するか不安の中で働く人もいれば、職を失って働きたくてもできない人もいるでしょう。しわ寄せはいつも無辜の民にいくものです。

 収入が激減した、あるいは職を失って収入がなくなった人に補填するはずだった国の給付金は、なぜか全住民へ一律 10 万円に変更されました。当初の案は手続きの煩雑さや支給時期の遅れなど制度の不備はあったとしても、本当に困っている人に救いの手を差し伸べる本来の趣旨とはズレてきたように思います。

 ズバリ言って私には 10 万円の給付金は不要です。コロナの影響で収入が激減したわけではないからです。家内が病気になってから営業活動は控えてきたし、亡くなってからは開店休業状態でした。もう落ちるとこまで落ちても今は年金があります。決して楽ではないけど生活できない状態ではありません。国から 10 万円もらう筋合いはないわけです。(国に代わって有効な使いみちを考えないと…)

 乞食と与党は3日やったらやめられない…?? 私は乞食ではないし、いま国に恵んでもらうつもりもない、本当に困っている人を救うにはどうしたらよいか、次の世代に付け回しせずに済む方法はないかなど、無い知恵絞って頭を悩ます日々の連続です。

 政治家の話やマスコミの論調にイマイチ説得力がないのが、さらに悩みに拍車をかけます。新型コロナも怖いけど、本当に怖いのは私たち人間とこの社会だというのに気づかされました。いまは冷静に自分たちの心の隙と社会の歪みを見つめ直す機会だと言い聞かせたい心境です。

 コロナなんかに負けないぞ! でもコロナとの闘いは、結局はこの社会も含めて自分自身との闘いなんですね。

2020/05/13(水)パッションフルーツが開花した

 この春に定植したパッションフルーツが今日2輪開花しました。植える段階で花芽はついてましたが、それにしても早いですね。朝見つけたのは、つい先日に鉢替えしたばかりの株です。余った苗が一番乗りでした。もうひとつは地植えした株です。水遣りのときに見つけました。

一番開花
[左が鉢植えの株。右が地植えの株]

 写真左の雌しべは開いて下を向いています。これが正常です。一方、右の花の雌しべは立ったままです。午後になっても変わりません。こういう花は人工授粉しても結実しないことがほとんどです。株に負担をかけないよう、摘み取ることにしました。

 パッションフルーツの花は寝坊すけで、開花が始まるのは 10 時頃です。音がするかと思うほど一瞬でパカッと開きます。このとき3本の雌しべはまだ立ったままです。それが徐々に開いて下を向きます。雄しべの花粉が熟成して授粉可能になるのは 11 時くらいですかね。

 咲いた花は1日限りです。昼頃に人工授粉します。5つある雄しべの一つをもぎ取り、3本の雌しべに花粉をつけます。日本は大型の虫が少ないせいか、自然に受粉するのは1割くらいだと言われています。実を収穫するつもりなら人工授粉は欠かせません。

 受粉しなかった花は翌朝まで咲いていることがありますが、そこで人工授粉しても手遅れです。咲いた日の夕方に受粉させて結実したことはあるけど、確実なのは昼頃から午後3時までのようです。受粉しなかった花は萎んで数日後には落花します。成功した花は子房が膨らんでくるから、結果は2~3日でわかります。

 私は酸っぱいのが嫌いだから食べませんが、収穫を待ってる人が何人かいます。今年はいくつ獲れますかね。

2020/05/07(木)盛り返した? 生協の宅配事業

 今から2年ほど前は、生協の宅配事業は逆風状態と言われていました。大手スーパーのほかにコンビニまでもが宅配サービスを模索しはじめたからです。高齢化で買い物難民が増えてきたのも宅配参入への圧力になったようです。

 生協への対抗というよりは、アマゾンや楽天などのネット通販を意識した対応だと思います。実店舗での購入が減り、インターネットでの通販が伸びていることへの危機感からでしょうね。ホームセンターでも実店舗のほかにネット通販をやっているところがあります。わが家でも二重窓化するときの部材はコメリの通販を利用しました。

 新型ウイルスの拡散で通販の利用が伸びています。生協の宅配も同様で、先週あたりから欠品が目立つようになりました。在庫のある商品でも数量が足りないものは抽選です。今週届いたうち一品は当選、一品は落選でした。当てにしていたキャベツは抽選にもならず欠品です。(トホホ)

 WEB サイトで確認したら感染拡大の影響による現状が大まかに説明されてました。過去のデータから予測していた数量を大幅に超える注文が集中し、配送センターの能力を超えてしまったそうです。110% までは対応可能だが 150% は無理だといいます。

 むむ、やはり5割も増えていたか。既存の利用者が多めに発注した分に新規の利用者分が加わり、能力を超えてしまいました。物を運ぶにはトラックも人も要るしね。こうなるのがわかっていたら新規募集を一時的にストップすればよかったのかもしれませんが、生協としてはこの追い風を逃したくなかったんだと推察します。

 来週届く分の明細がメールで来ました。注文した 17 点のうち約半数の8点が抽選です。4点が当選、4点が落選でした。抽選とならなかった9点の中でも、欠品で届かない品が出るかもしれません。(次回もキャベツとカップラーメンが怪しそう)

 宅配サービスを模索していた大手スーパーは、いま足踏み状態のようです。配送システムが整わないからでしょう。このご時世に慣れない宅配事業に乗り出すよりも既存の店売りに徹したほうが得策です。入場制限するくらいだから、宅配に頼る必要はないしね。

 新型ウイルスの影響はかなり長く続きそうです。一時的に急伸した生協の宅配事業は、安定供給できるかどうかが鍵になると思います。ここでパンクしてしまうと一転して利用者離れを招く可能性があります。ここが正念場でしょうね。(踏ん張れ!生協)
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