2017/09/25(月)太陽光発電は電源のない場所で

 自宅のセキュリティーに太陽光発電を利用しようと検討してみたものの、コスト的には電気代よりも高くつきそうです。ほかにメリットがあるとすれば、停電時に電源が確保できることですかね。いつ使うかわからない発電機に燃料を詰めて保管しておくことを思えば、日常使える分だけベターな選択かもしれません。

 でも、発電能力からみて災害時の備えとしては中途半端な気がします。テレビや照明のほかに冷蔵庫や冷凍庫までフォローしようとすると、かなりの設備投資が必要です。高価食材はそんなにないし、食べられるだけ食べた後は加熱調理して電気が復活するのを待つのが賢明のような… ゲプッ、あーずつな。(方言で「ずつない」は満腹などで苦しいこと)

 太陽光発電は、AC 電源がない場所でやるのが最も利用価値が高い方法です。建物のそばは比較的簡単に AC 電源が確保できます。やるとしたら、いま畑みたいになっている庭とか、離れた場所にある物置とか、電源がないところですね。

 でも、ヨトウムシは懐中電灯で探せるし、夜間に物置に行くことはめったにないから、乾電池式の灯具でも事足ります。設置するとしたら常夜灯のような毎日使う設備でしょうね。センサー式ライトと併用すれば防犯効果も期待できます。(ついでにノラ猫対策も)

 ソーラーパネルを設置する場所も問題です。南向きに設置した物置の上が空いてますが、傾斜が逆だから不適当です。南側の扉前に雨除けのひさしを兼ねて取り付けるのがよさそうです。ソーラーパネルの北端を物置の高さに合わせると、出入する南端の高さが低くなるのが難点で、その辺の解決をどうするかが課題です。

 それほど広い庭ではないし、日の当たる場所はほとんど家庭菜園に使っているので、ほかに適当な場所が見当たりません。ソーラーパネルを日除け代わりにして、その下で日陰を好む作物を育てる手もありますが、どの作物をどのくらい育てるか?などの問題もあります。この方法は太陽光発電を本格的にやるときですね。それまで保留です。

 なんだかんだ言いながら、どうしても太陽光発電をやりたいんだねぇ。当面の課題はセキュリティーの向上です。手段を目的化するのは本末転倒だから、とりあえず駐車場のセンサーライトを設置するところから始めたいと思います。ソーラー電源にしたときはインバーターで DC-AC 変換すればいいので、当面は AC100V の電灯線で運用することにしましょう。(でないと前に進めない)

2017/09/24(日)太陽光発電でセキュリティー対策

 いままで空き巣や車盗などの被害に遭ったことはありませんが、念のために自宅敷地内のセキュリティー対策をしようかと考えています。まずやるのは駐車場です。フェンスなどなく道路から自由に出入りできるので車盗やいたずらが心配です。センサーライトでも付けますか。

 道路に面して2台分のスペースがあります。その後ろに車1台が通れる通路があり、奥にもう2台とめられます。通路の入り口にはアコーデオンフェンスがあるから、奥の駐車場にとめればいいのですが、出入が1台ずつなのと、フェンスをいちいち開け閉めするのが面倒で、いつも表側にとめています。奥の駐車場を使うのは、来客や家族が帰省してきたときくらいです。

 ちょっと前までは、お隣のセンサーライトが車に反応して点灯し、夜帰ってきたときは重宝してました。いまはライトの取付け位置が変わってしまい、街路灯だけが頼りです。お隣が場所を変えたのは猫対策のためですかね。これからは自前でやらないと…

 センサーライトの電源をどうするかです。屋外に AC 電源はあるから延長コードでつなぐだけですが、ソーラー式という選択肢もあります。灯具の価格は似たり寄ったりです。どうせなら電気代が掛からないほうが経済的ですが、いろいろ調べてみると安価なソーラー式はあまりよろしくないみたいです。ソーラーパネルが力不足なんでしょうね。

 それなら発電量の大きなソーラーパネルにチャージコントローラーと充電池を追加して、駐車場のセンサーライト以外にも使えないかと考えました。ベランダや庭に照明がなく不便な思いをしてたから、これですべてまかなえれば一気に解決です。ソーラーパネルとバッテリーを増設すれば災害時や非常時の電源にもなりそうです。

 ところが実際にやるとなると、かなりの出費を覚悟しないといけないみたいです。元々そんなに電気を食う装置をつなぐわけではないので、電気代の元をとろうとすると4万年の世界です(ちょっと大げさ)。ソーラーパネルは何十年か持つでしょうが、バッテリーは数年でダメになります。車のスターター用バッテリーだと、使い方によっては1年持たない可能性があります。ひょっとすると電気代より高くつくかもしれませんね。

 そこそこの規模のシステムで、余った分を電力会社に売電するつもりでないと元をとるのは難しそうです。経済的な恩恵よりも、クリーンでエコなエネルギーを自前で調達している満足感ですかね。災害時の電源にしようと思うとそれなりの設備になるから、採算ベースにのせるのはまず無理でしょう。

 災害時の電力を考えるなら車を EV に替えればいい? 安くなってきたとはいえ、それもちょっとねぇ。売電できるだけの設備投資をするか、それとも EV 車を買うか… いずれの選択肢もいまの我が家には無縁のようで。

2017/09/06(水)ホームタマネギ栽培のリベンジ

 昨年植えたホームタマネギ(セット球)は、年内収穫できずに翌春に持ち越しとなりました。こういう場合は青立ちのあとトウ立ちするのがセオリーです。我が家も御多分に漏れず全滅でした。一部は葉タマネギとして使いましたが、玉ねぎを収穫するつもりだったから失敗です。

 今年こそは年内に新タマネギを収穫しようと、性懲りもなくセット球を買ってきました。今回は早めにゲットしたので、売れ残りの小さな玉ばかりだった去年と違い、2~3センチの粒ぞろいです。一袋に 17 球入ってました。冬獲りのは日持ちしないからこのくらいが適量です。(全部育つわけじゃないしね)

 植え付けの適期は、日長の関係で8月 30 日を挟んで前後3~4日だそうです。適期を守って8月 27 日にしました。発芽が揃うまでは地温を抑えるのがコツなんだとか。お説に従ってシルバーシートをかけて日除けしました。冬場に温室の北側に張ってレフ版代わりにしてたやつです。百均で買った安物ですが、思わぬところで役に立ちました。

シルバーシートで日除け

 一週間で芽が出揃えば上出来だそうです。でも一週間以上経っても芽が出ません。乾き過ぎないようにちゃんと水やりもしているのにね。昨晩は雨で、ここ二日ほどは曇りの予報です。ある程度の明るさはあっほうがよいと考え、シルバーシートを外すことにしました。直射光がなければ地温が上がり過ぎることはないでしょう。晴れてきたらまた日除けをするだけです。

シルバーシートを外す

 芽が3つほど出ています。予定より遅いけど、植え付け適期の最後からは一週間経ってないので焦らずに様子を見ましょう。今週末までが勝負です。右側の穴8つ分はワケギです。この春収穫した種球を植えました。球が小さかったので心配していましたが、いちおう発芽したので一安心です。元気に育つといいですね。

 ホームタマネギは、9月下旬に追肥をするのが必須だそうです。10 月中に葉を伸ばさせ球の肥大を図るのが目的です。その期を逃すと青立ちとなり、ほとんどが春にトウ立ちしてしまいます。去年失敗したのは、種球が小さかったのと、追肥の時期が遅かったのが要因です。リベンジで、今年こそ年内に新タマネギを収穫するぞ!
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