2024/07/14(日)ブラックベリーとブルーベリー

 ずいぶん前にラズベリーとブラックベリーの苗を買いました。2種類一緒に育てるのはよくないと聞いて、家屋を挟んで東西に分けたのですが、ラズベリーは育たず、ブラックベリーだけが毎年実をつけています。

 ベリー類は繁殖力が旺盛で、とくにブラックベリーは隣の庭まで進出して手に負えなくなります。我が家はもちろん鉢植えですが、伸びた蔓が地面に触れると、そこから根が生え地植え状態になります。一度根を張ると蔓を引き抜いてもそこからまた生えてきます。

 去年も掘り残した根から芽を出した株がありました。こういうのは根まで枯らす除草剤で駆除するしかないですね。一度の散布では枯れずに2~3度やってようやく駆除できました。

 ブラックベリーはベリー類のなかではあまり人気がないようです。日持ちしないのと、ジャムにするとき濾さないといけないからでしょうか。我が家では濾さずにそのままジャムにしてました。

 冷凍したのを「超人」先生に持っていったらお気に入りのようで、今年も1袋進呈しておきました。先生もそのままジャムにするみたいです。

 ブラックベリーが終わるころにブルーベリーの収穫が始まります。我が家のはラビットアイ系なので7月上旬から8月中旬が収穫期です。これも「超人」先生のお気に入りで、少しずつ冷凍しては貯まると持っていきます。

 ほかにも待っている人がいて宅配便で送っています。最盛期でないと一度に採れる量が少なくてなかなか貯まりません。完熟した実は日持ちしないので、冷蔵庫で保存するにも限度があります。常温で送れるようになるのはもう少し先になりそうです。

 去年採れた実を冷凍保存しておいて、後からジャムにした最後の1瓶がそろそろなくなりそうです。冷凍保存→ジャム→完全脱気で保存するサイクルだと翌年まで引き継げます。

 「超人」先生もそのサイクルを確立したみたいです。ブラックベリーのジャムがなくなるころに持っていくつもりですが、それまでに我が家の冷凍庫が満杯状態になりそうです。冷凍食品をせっせと食べて場所を空けておかないとね。

2024/06/23(日)予定外の無臭ニンニクも復活

 今年は梅雨入りが遅くて6月は晴天の日が続きました。ここへきてようやく梅雨入りです。枯れずに最後まで粘っていたジャンボ系ニンニク数株を掘り上げました。

 群馬県産のエレファントガーリックか旧ジャンボ系と踏んでいましたが、実物はなんか変です。鱗茎の下側に木子にしては大きな鱗片もどきがいくつも付いています。ひょっとしてこれは、種苗会社から仕入れた「無臭ニンニク」では?

 1年限りで作るのをやめたので、去年の秋は1つも植えていません。普通の植物なら生えるはずがないのですが、そこはジャンボ系ニンニクならではの生き残り策で、土中に残っていた木子から発芽したみたいです。

 エレファントガーリックよりも鱗茎が小さいのに、根の周りに付いている木子がずいぶん大きいなと、昨年の収穫時に驚いた記憶があります。普通は木子から発芽して1年で分球するほど大きく育つことはありませんが、この品種の木子は別格のようです。

予定外に採れた無臭ニンニク

 まともな鱗片を植えていないので、採れたのは2つか3つに分球した小ぶりの鱗茎です(写真の左側)。しかし、その根元に木子にしては大きな鱗片もどきがいっぱい付いてました(写真の右側)。

 きっとこんなのが土中に残ったんでしょうね。去年は早めに掘り上げたので、これほど大きな木子はなかったように思います。たぶん右下くらいの小さな木子から育ったのではないかと推察します。

 この品種を復活させるつもりはありません。今年は梅雨入りが遅かったから何とか育ち切れたけど、普通なら育ち切る前に掘り上げるか、梅雨入り後の雨で腐敗してしまうかのどちらかです。去年は早めに掘り上げたので不出来でした。

 来年も復活してくる可能性があります。種球を植えた覚えのないところから生えてくる株は、この無臭ニンニクかもしれません。引き継ぐ気はないので、すべて食べちゃうつもりです。

2024/06/16(日)パッションフルーツは生り疲れ

 温室の外壁をポリカプラダンに更新し、万全の態勢で苗づくりに挑んだパッションフルーツは、今季は順調に育っています。やはり大苗の威力は絶大です。一方、普通サイズの苗は、グリーンカーテンには程遠い状態です。

 ここへきて、いままで順調に育っていた大苗の成長が、2週間ほど止まったままです。春の開花が実を結び、蔓も伸びていたのですが……

 成長が止まっただけではなく、咲いた花に異常が目立つようになりました。雌しべが立ったままの花が増えました。経験的にこういうのは人工授粉させても結実しないようです。


[雌しべが立ったままの花。人工授粉させたけど結実しない?]

 ここ3日間に咲いた花で雌しべがたったままのものは、9つ中9個です。一昨日は開花ゼロでした。どうやら生り疲れの様相です。

 パッションフルーツ農家向けのマニュアルには、主枝から分岐した蔓に4個続けて結実させたら授粉させるのを止め、少し間をおいてその先に2個ほど結実させたら限界と記されています。ほかのテキストには一蔓4個までとなっていました。

4個連続で結実

 確かに写真の4個の実の先は花が落ちています。そして先のほうに1個結実しましたが、それ以上は無理みたいです。一蔓4~6個が限界のようです。

 梅雨入り前ですが気温が 30℃を超えてきました。そろそろ花芽がつかなくなる時季です。蔓の先のほうにできかけた花芽は黄色くなっています。

 開花が一段落したら蔓が一気に伸びてきそうです。元々の狙いはグリーンカーテンだから、梅雨明けまでにもうひと踏ん張りしてもらわないとね。
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