2015/11/22(日)マイナンバー申請にいくつかのハードル
私宛の封筒を開けてみると、家内のも同封されていました。世帯ごとにまとめて送っているようです。返送用の封筒も案内パンフレットも一部だけです。経費節減というやつです。交付申請書の裏面を見ると、顔写真を貼る欄があります。
母親は一人で写真を撮りに行けないので、誰か付き添うか、自前で撮影するかしないといけません。郵便申請のほかにスマホやパソコンから申請することもできます。この場合は、顔の画像データを添付すればよいそうです。でも年寄には無理でしょうね。
申請が無事済んだとして、来年1月以降に交付通知のハガキが来ます。指定された場所に身分証明書などを持って、取りに行かないといけません。その時に暗証番号を設定します。
署名用の電子証明書は6文字以上16文字までの英数文字(英数混在が必須)で、利用者証明用の電子証明書などほかの3点は数字4桁となっています。少なくとも2種類の暗証番号を設定する必要があります。でないと個人番号カードは発行されません。(こりゃ母親には無理だわ)
この前、銀行の人と話をしていたら、「マイナンバーは間違いなく個人の資産を国が把握するのが目的」と言ってました。そのうち預金があるだけで課税される時代がくるかもしれません。そうなったら、預金を下ろして現金で貯蓄する人が続出するだろうと、心配してました。
現に老人ホームは預金金額によって負担額が変わりつつあります。個人番号の交付申請は、年寄にとってハードルが多いだけでなく、自分が入る墓穴を自分で掘らされているようなものかもね。