2016/06/24(金)梅は不作、スモモは鈴なり
梅の木の実は、家内が大好きな梅干しを毎年作るのを楽しみにしています。今年も生りましたが、授粉用に植えたほうが不作で、南高梅だけ収穫できました。「今年は梅酒はナシだからね」と、釘をさされてしまいました。(残念)
その代わり、隣のスモモの木は実が鈴なりです。途中で摘果したり、木をゆすって弱い実を落としたりしたのですが、それでもまだたくさん生っています。一か所に数個まとまっていたのでは、鳥除けの網掛けすらできない状態です。
そこで今年はスモモでお酒を造ることにしました。一度に全部が完熟するわけではないから、少し赤くなった実を間引きする形で収穫します。お酒にするには、酸味が強い未熟果のほうが向いています。
ほんの少し収穫しただけで、ホワイトリカー 1.8 リットル分のスモモ 1kg が採れました。竹串で穴をあけるという説もありますが、そんな必要はないとの意見もあります。面倒だから、ここは必要ないほうを信用してと・・・
収穫して隙間があいた実から順番に鳥除けの網袋を被せていきます。去年作った袋が早々になくなってしまいました。まだいっぱい生っているというのに・・・
家内は酸っぱいものが好きだから、完熟してない実でもおいしいと言います。それなら、完熟前の実をどんどん収穫してあげましょう。鳥さんは、熟してない実は食べないし、人間に取られるくらいなら未熟果のうちに食べてしまおうなんて、セコイことは考えません。あくまで熟れるのをただひたすら待つのみです。(偉い!)
2016/06/10(金)フウセンカズラの発芽
フウセンカズラの実は食べられないので、心置きなく蔓葉の繁茂に専念できます。プランターに種を撒いてから、まだひと月たちません。もっと早く準備したかったのですが、パーゴラの完成が遅れたために、出遅れてしまいました。
それでも、プランターひとつあたり5つずつ撒いた種は、ほとんどが発芽しました。発芽が遅れたところに追加で播種しましたが、取越し苦労だったようです。あとから芽を出したら間引きしないといけませんね。
去年の種があちらこちらで勝手に芽を出しています。それを家内が引っこ抜いて、発芽してないところに勝手に植えていましたが、それは全くの徒労です。まず定着しないからです。
フウセンカズラの根っこは直根で、植替えを嫌います。ポット植えの苗をそのまま土ごと植え替えるなら、まだ定着する可能性はありますが、勝手に地面に生えた苗は、植え替えても定着しないでしょう。土を払って植えたというから、なおさら絶望的です。
今回は網目 10cm のつるものネットではなく、網目 15cm のキュウリネットを使うことにしました。キュウリネットは透明なので、何もないところにグリーンカーテンが浮いている状態を狙ったわけです。斜めの格子が結果的にどうなるのか、実験する意味合いもあります。
素人考えでいろいろやってますが、果たして結果はどうでしょうか? ダメなら来年また再チャレンジするまでです。
2016/06/09(木)トウモロコシの芽が出ない
今年もそのパターンを狙い、5月中旬に種まきしました。一株あたり種を2つ蒔いて、発芽したらひとつだけ残します。去年はほとんどの種が発芽したのですが・・・
今年は一向に芽が出てきません。鳥に食べられるといけないので、防虫ネットをベタがけしておいたのに、発芽したのは 28 個の種のうち2本だけです。去年の残り種だからか、うーん、これでは食べられないなー。
トウモロコシは、先端の穂(雄しべ)が開き、茎の途中からヒゲ状の雌しべが出てきます。そのヒゲがトウモロコシの実になる部分につながっていて、風で受粉する風媒作物です。
この受粉が難しく、畝に一列だけ植えたのではうまくいきません。細く長く植えるより、畝を太く短くしてまとまった形で植えるほうが受粉の確率が高くなります。たった2株では、なんともならないわけです。
いまからポット蒔きしても開花期が揃いません。農協のグリーンセンターにポット苗が2つだけ残っていたので、買い占めてきました。ひとつのポットに種を数粒蒔いた苗です。普通は間引きして一本だけ残すのですが、今回は丁寧に株分けして、別のポットに植え替えました。
まだ足りないので、別の苗屋からも買ってきて株分けしました。どちらも1週間ほどでポット内に根が張ってきたようです。これで員数的には帳尻が合いました。半分くらいはお盆のころに収穫できそうです。
トウモロコシは別の品種と交配すると食味が落ちると言います。今回はやむを得ず3種混合となりましたが、いずれも食用のスイートコーン系だから、たぶん問題ないでしょう。収穫できないよりは、うんとマシです。