2010/07/23(金)一眼レフメーカーの動向は?

 デジタル一眼レフでシェアを2分しているニコンとキヤノンは、ミラーレスの「一眼」を出すのでしょうか?
 先行する他社が消費者の支持を得ている情況を見て、無視するわけにはいかないと思います。自社独自のミラーレス機を模索しているのは、間違いないのでは?

 風の便りでは、ニコンのミラーレス機は、1インチの撮像素子を考えているとか・・・
 撮像素子の大きさは、サチコン管(真空管)時代の計測単位で、実際にはひと回り小さくなります。1インチといえば、APSC とフォーサーズの中間くらいの大きさです。これでは、ちょっと期待外れですね。

 噂の背景には、ニコンがコンパクトカメラ市場で苦戦している情況があるようです。この分野のシェアをミラーレス機で奪回しようという作戦は、十分考えられます。
 シェアを握っている一眼レフは、もう少し流行を引っ張って、その間に稼ぎたいという思惑でしょう。

 ニコンとキヤノンは、良くも悪くも市場を牽引していく力を持っています。他社がミラーレス機で売上を伸ばしていても、その後追いで、自分で自分の首を締めるやり方は避けたいのが本音です。
 ニコンは、ミラー式の一眼レフと競合するカメラは、出さないかもしれませんね。(先生の御曹司の予想は外れ?)

 キヤノンは、コンデジでのシェアも握っています。ミラーレス機の投入は、どちらの市場にも影響を与えます。ニコンと違って頭が柔らかい、というかビジネスライクだから、一気に市場の制覇を狙って投入してくる可能性はあります。
 ビデオカメラ市場でも一定のシェアを持っているから、ソニーの動きを睨みながら・・といったところでしょうか?
OK キャンセル 確認 その他