2008/12/21(日)富士山とベゴニア

 富士山の周辺には、「滅亡」したガリバー王国のほかにもテーマパークがあります。朝霧高原にある「富士国際花園」(現在は「富士花鳥園」に改名)は、観光スポットのひとつです。

 この施設は別名ベゴニアガーデンと呼ばれるくらい、たくさんのベゴニアを観賞することができます。8000㎡の大温室には、様々のベゴニアの花が咲いていて、同じベゴニアでもこんなに種類があるのか!と驚かされます。

 富士山のカメラバス撮影会で何度か訪れました。この施設は全天候型なので、万一雨天でも、温室内で写真が撮れます。富士山目当ての人には不評でも、ご婦人方には好評でした。

 施設のなかには、梟(フクロウ)がいて、定期的に係りの人が肩に載せて見せてくれます。いまではエミューも飼っているというから、「花鳥園」に改名した理由が何となくわかります。

 外光が入る温室といっても結構暗くて、ISO100のフィルムでは手持ち撮影が難しい状況でした。富士山目当ての撮影会で、三脚を持ってこない人はまずいませんが、バスに置いてきた人は残念がっていました。

 あるカメラ店主催のときには、入場時に三脚の持込を拒否されて往生しました。黙って入ればよかったものを バカ正直に「撮影会」で申請したのがアダでした。店長が真面目なタイプで、気を回しすぎたようです。
 一般の観光客の迷惑になる・・という理由もわからないではありませんが、写真を撮る目的で訪れた客に、三脚を置いていけ!というのは酷な話です。それなら計画段階で、初めから来園を断ってくれたほうが助かりました。

 写真愛好家には「冷たい」花園でしたが、2005年から写真コンテストを始めました。第1回の応募作品は180点に満たなかったとか・・・
 コンテストの総評によれば、主催者の希望は芸術写真ではなく、「当園で楽しまれている写真」だそうです。
 写真愛好家からはソッポを向かれたんでしょうね。希望どおり(?)ファミリー写真コンテストになったみたいです。
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