2008/12/26(金)写真入りの年賀状
とは言っても、宛名書きや自家印刷の話で、業者依頼のポストカードは既に終わっています。
毎年この時期になると、年賀状の注文状況はどうだったか?という話が、印刷業界や写真業界では取りざたされます。
今年は一段と渋かった・・という声が毎回聞かれます。「今年は良かった」という話は、まず出ませんね。
写真(印画紙)のポストカードは、年々減っていると思います。
前年並みの数字を確保しているのは、一部の大手チェーン店だけで、市中の写真店では、受付そのものをやめてしまったところもあります。ラボが相手にしないんでしょうね。
疎遠になっても、プロの写真家やアマチュアの写真愛好家から、年賀状だけは届きます。
印画紙の年賀状は減りましたね。写真入りでも、ほとんどがインクジェット印刷です。手軽にできるし、どたん場でも間に合います。気がついたら、自分で刷るしか道がない!という人が結構いそうです。
こちらもご多分に漏れずその口だから、今年もインクジェットです。
総合ラボの締め切りは早いし、貼付機を持っている知り合いの写真屋さんは遠いし・・・ 結局は自分で刷ることになります。
どうせ印画紙でやらないなら・・と、写真でなくイラストにすることが多いですね。心のどこかに「写真は印画紙でないと・・」という意識が残っているのかもしれません。
畳の部屋にテレビを置きたくないからと、畳の部屋をなくしてしまった作家がいたそうですが、それと似たような心境ですかね。
畳の部屋はなくせても、テレビと年賀状はやめられない・・ということですか・・・