2024/10/14(月)シチューに最適「一球ニンニク」

 先週、葉ニンニクを植えて、今年のニンニク関係はすべての植え付けが終わりました。2日ほど前からジャンボにんにくの発芽が始まりました。植えたのが9月 27 日だから約2週間での発芽です。

 復活を期待して旧ジャンボ系は食べずにすべて種球として除けましたが、最終的に小さい一球ものがいくつか残りました。植えようにも植える場所がもうありません。プランターでも育つけど、そこまでしなくてもそこそこの数を地植えしてあります。

旧ジャンボ系にんにくの一球もの

 大きなもので直径が 3.5cm、小さいものは 1.7cm です。2cm 程度のものは木子が発芽して育った1年生だと思います。大きなものは2年生ですかね。木子からだと分球するまで2~3年はかかります。

 これより大きいのは種球として植えました。エレファントガーリックだともう1年は一球ものの状態で収穫するかもしれません。ジャンボ無臭にんにくなら分球した鱗茎になるはずです。品種が混ざっているので育ててみないとわからないのがもどかしいところです。

 2cm 程度の1年ものはシチューの具材にちょうどいい大きさです。本物のニンニクだと量を気にしますが、ジャンボ系はリーキの仲間なのでアリシンの発生量が少なく、食べ過ぎの心配はなさそうです。

 木子は発芽率が低くて思ったように数が採れないのが難点です。経験的に、撒いてから2年目のほうが発芽率が高いように感じます。子孫を残すための仕掛けだからですかね。

 今回は品種を復活させるために2年がかりで木子を大事に育てました。毎年このくらい採れるといいけど、ばら撒いておく場所がそんなにないのが悩ましいところです。

2024/10/06(日)何種類か混じっているジャンボ系

 秋雨の間を縫いながらニンニクの植え付けを終えました。時期は例年通りです。天気の良い日でも 30℃を超える真夏日はなさそうな気配です。

 一昨年から旧ジャンボ系ニンニクの復活に取り組んでいます。全滅に近い状態でしたが、わずかに採れた鱗茎や一球ものと木子から復活させました。

 今年採れた中で明らかにエレファントガーリックとわかるのは、分球した鱗茎1個と大きな一球もの数個だけでした。あとはもう1年育ててみないと、エレファント系かジャンボ無臭系か判別できない中途半端なサイズです。

 復活させたいのは、ホワイト六片種の 2L サイズより大きめの「ジャンボ無臭にんにく」です。鱗片数はおおむね6片で、見た目はホワイト六片と変わりません。アリシンの発生量が少ないので、量を気にせず料理に使えます。

 旧品種の鱗片は 5g 程度の小さいものまで食べずに残しました。品種が混在しているので育ててみないと判別できないからです。木子が発芽して小さな一球ものになった後で、再び植えて育てたものもあります。

小さな鱗片でも形が違うものが混在している
[小さな鱗片でも形が違うものが混在している]

 いちばん右の先が尖った鱗片2個は、外皮をむくと中からもう1枚固い皮が出てきます。こういうのは「つるつる植え」にしないと発芽が遅いかもしれません。一方、いちばん左のコロンとした2個は、薄い皮にヒビが入っていて、そのまま植えてもすぐに発芽しそうです。

 ジャンボ系ニンニクを栽培し始めたころは、何種類かあったように思います。大きさの違いのほかに、鱗片数が6片前後のものと、8片以上のものがありました。最初に買った種球が鱗茎ではなく鱗片の状態だったので、品種が混在していたかもね。

 最初のころは鱗片数の多いものから先に食べちゃって、種球としては残ってませんが、木子から育てた中に混じっている可能性があります。木子は子孫を残すためのもの・・・なるほどです。

 

2024/10/03(木)秋花がまだなのは温暖化のせい?

 もう10月だというのにパッションフルーツの秋の開花が始まりません。例年は8月末か9月頭には咲き始めるのに今年はまだです。花芽が見当たらないのも不思議です。

 9月は夏の延長みたいなもんで、猛暑日の連続でした。お彼岸を過ぎて少し気温は下がりましたが、それでも真夏日の日があります。10月も 30℃超えの日がありそうです。

 パッションフルーツは南国の植物ですが、花が咲くのは夏じゃなくて春と秋です。気温が 30℃を超える日が続くと春の開花が終わります。秋の開花も気温が下がらないと花芽自体がつきません。

 今年は暑さに強いはずのゴーヤが不作でした。作物は気温以外に土作りなどほかの要素もありますが、株が育ち、これからというときに実が大きくなりませんでした。小さいうちから黄色くなってしまいます。生り始めのころは立派なのが採れたのに・・・

 万願寺唐辛子もダメでした。こちらは野菜用の大きな鉢で育てているので、土作りは関係ないと思います。いつもどおりにやったのに2株とも枯れてしまいました。去年は、撤収しなかったらいつまで続くの?というくらい晩秋まで青々としてたのに・・・

 ジャンボ系ニンニクは例年どおり9月下旬に植えました。まだ暑いからと、のんびり構えているうちに一気に涼しくなって出遅れるのを心配したからです。葉ニンニク以外のジャンボ系は、ほとんど植えました。これが吉と出るか凶と出るかは運次第です。

 パッションフルーツは新しい苗を温室に入れて冬越しさせ、株を毎年更新しています。病気や線虫の予防には有効な方法ですが、春になってから育ち始めるため収穫面では厳しいやり方です。

 今年は秋の実が生っていない状態なので、蔓を切り詰めて大株の状態で越冬させようかと考えています。鉢に植え替えするなら今月やらないといけません。

 例年は収穫優先で、本来の目的であるグリーンカーテンが貧相な状態でしたが、来年は収穫と日除けの両方とも期待できそうです。何事も前向きに考えないとね。
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