2013/09/30(月)iPod touch はレンズカメラ非対応?

 今月話題にした SONY のレンズカメラは、国内でも販売するそうです。国内発表のときには「レンズスタイルカメラ」という言い方でした。自社製スマホだけではなく、他社の Android 機や iPone でも使えます。

 スマホをカメラのコントロール部として使う場合は、SONY のアプリ「PlayMemories Mobile」を入れます。あとは WiFi 機能を使って、ワイヤレスでカメラと接続します。スマホは、液晶モニターや各種設定、シャツターボタンの役目を果たします。

 スマホは持っていませんが、Apple の iPod touch なら手元にあります。本来は音楽プレーヤーですが、音楽は1曲も入っていません。仕事でスマホ用サイトの表示を確認するのに使っています。
 そのためだけに通信費を毎月払うのは、もったいないと思い、iPhone 4 と同じ画面の iPod にしました。実際ここ1ヶ月ほど全く触っていない状態です。

 レンズスタイルカメラと WiFi 接続できれば、デジタルカメラとしての使い道があります。SONY のサイトで調べてみると・・・
 PlayMemories Mobile に対応しているのは、iOS では iPhpne 4/4S/5 と、タブレット PC の iPad となっていました。iPod touch はダメみたいです。

SONY が年内発売を予定しているウォークマンの高級機 NW-ZX1 のサイトを見ても、レンズスタイルカメラのことは一切出てませんでした。この機種は iPod と違って、カメラ機能そのものが搭載されていないようです。
 音楽プレーヤーとカメラは別物なんでしょうね。フォトビュワーにはなるのに・・・

2013/09/08(日)バイテンのデジカメ

 自分には縁のなさそうなソニーの「レンズカメラ」に興味を持ったのは、何年か前に見た、初代 iPad で撮影している光景が頭の片隅にあったからです。
 発表会ではスマホとドッキングしていましたが、iPad でも操作できるはずです。撮像素子は小さいもののファインダーは大判の 8x10 やゴシチの気分です。(正立正像ですが)

 個人的には、いま絶頂のスマホはいずれ廃れ、タブレット PC が主流になると踏んでいます。電話をかける機能だけでよければ、ちょっと太めのボールペンサイズに収まるはずです。1回通話するごとにタブレット PC につないで充電してやれば、電池の大きさは小さくて済みます。

 メールのやり取りやインターネットの利用は、スマホよりもタブレット PC のほうが便利です。電話機能が「ボールペン」で代用できるようになっても、まだ画面の小さなスマホを使い続ける意味があるでしょうか?
 あるとすれば携帯性ですが、それよりもモニター画面の大きなタブレット PC のほうに分があると思います。冒頭に触れたカメラのモニターはその一例で、大きいほうが断然有利です。

 ひょっとすると、EVF があれば背面液晶は必要ないとか、いや逆だとかいう論争に、大きな一石を投じる結果になるかもしれませんね。

2013/09/07(土)レンズカメラの将来性

 ソニーが海外発表した「レンズカメラ」は、国内で発売されるかどうかは不明です。IFA 2013 ショーのタイミングで、ドイツでの発表になっただけだと思いますが・・・

 スマートフォンの周辺機器の位置づけです。周辺機器にしてはかなり高いアイテムですが、スマホが高級コンデジに変身できると考えれば、十分インパクトがあります。
 ただし、発想は面白いものの実用性を考えると、そんなに売れる商品ではないように思います。あと少し足せば、同等の機能を持ったカメラが買えるからです。撮影するだけなら専用のカメラのほうが便利です。

 レンズと撮像センサーなど最小限の機能だけ搭載し、あとはスマホやタブレット PC で処理する発想は、これから主流になる可能性があります。スマホのアプリでどこまでできるのか知りませんが、このスタイルが受け入れられれば、撮影機能を強化した機種が現れるでしょう。

 レンズ部分と撮像センサーのユニットをマウントでドッキングし、それをコントロールする本体(スマホなど)と WiFi やブルートゥースでつなげば、自由な撮影スタイルが選択できます。どれかの性能が大きく更新されても、その部分だけ入れ替えればいいので経済的です。

 レンズユニット、撮像センサーユニット、コントロールユニットの3つのパーツを自由に組み合わせることができれば、写真の世界はもっと広がると予想します。
 今回の発表は、その幕開けでは?
OK キャンセル 確認 その他