2012/09/11(火)Wi-Fi とブルートゥース
Android はブルートゥース機能を搭載した機種が多いようですが、普遍的な互換性は Wi-Fi のほうが高いからでしょうか? スマホで無線 LAN が使えない機種はないはずです。
ブルートゥースの規格は完全なオープンではなく、Blurtooth SIG が規格の策定と普及を担っています。そういう意味では Wi-Fi も似たようなものですが、Wi-Fi の名称を使わずに、ひとくくりで「無線 LAN」でもいいわけです。
どちらも電波を使った通信手段です。Wi-Fi はインターネットへの接続など、ブルートゥースはキーボードやマウスなど周辺機器との接続に使われる・・というのが一般的な認識です。カメラ本体にインターネットへの接続機能を持たせないのなら、ブルートゥースを使っても同じことです。
個人的にはスマホは持っていないので、ブルートゥースを使うとしたらマウスくらいです。新しいノートにはブルートゥース機能はありませんが、USB 端子に差し込む Bluetooth R アダプターを使えば利用できます。邪魔なコードがなくなって便利な反面、電池が切れると使えないのが難点です。
カメラにブルートゥースのアダプターをつけて、スマホをリモコン代わりにする製品が出るみたいです。Wi-Fi にまだ対応していない一眼レフが主な対象です。簡単に買い替えができないので、それまでのつなぎの需要が見込めます。
スマホを使わなくてもワイヤレスでレリーズする方法はありますが、赤外線式だと途中に障害物があると同調しないことがあります。ブルートゥースは電波だから、見通せない位置でも使えます。
一眼レフの画面をスマホで確認できたり、カメラの設定を変えられたりしたら便利でしょうね。動画対応が進んでパワーズームが当たり前になると、スマホのリモコンでズーミングができるかもしれません。
とりあえずコンデジやミラーレス機の Wi-Fi 対応機が出始めたところです。Wi-Fi とブルートゥースのどちらが主流になるか、いまの段階ではまだ不明です。